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オークションや個人間取引での発送方法基本の基!

オークションで商品を発送する方法

オークションで品物を売るときに気を付けなければならない工程のひとつが「発送」です。きちんとオークション品が発送されないと、トラブルのもとになります。そこで今回はオークション品を発送する方法や注意点についてご紹介します。

オークション品を発送するまでの流れ

まずはオークション品を発送するまでの流れを簡単におさらいしましょう。オークションに出品した品物が落札されたら、オークション品を発送するために、落札者に送り先を確認します。なお落札者から送り先の連絡があった際は、送り先の情報が十分であるかどうかもしっかりと確認して、部屋番号など不足している情報があれば落札者に連絡を取り、足りない情報を教えてもらいます。

発送方法の選び方

次は発送方法の選び方についてお伝えします。

商品のサイズで選ぶ

「定型郵便物」では縦23.5cm×横12cm×厚さ1cmまでのものが送れます。「定型外郵便」になると縦×横×厚さの合計が90cmまでのものが送れます(ただし3辺のなかで最大の長さが60cm)。また、郵便局にはA5サイズまでで厚さ2cmまでのものが送れる「スマートレター」や、厚さ制限なしでA4サイズまでのものが送れる「レターパックプラス」、A4サイズまでで厚さ3cmまでのものが送れる「レターパックライト」があります。

これより大きな商品になると、縦×横×厚さの合計が170cmまでのものを送れるゆうメールやゆうパック、またはそのほかの宅急便サービスを利用することになります。

商品の重さで選ぶ

「定形郵便」だとたったの50g以内ですが「定形外郵便」や「レターパックプラス/ライト」は4kg以内のものを送ることができます。「スマートレター」だと1kgまでです。

これより重いものはゆうパック(30kgまで)やそのほかの宅急便サービスを利用することになります。そのほかの宅急便サービスには、重量によって料金が決まる「はこboon」という発送サービスもあります。こちらのサービスで発送できる商品サイズは縦×横×厚さの合計が160cmまでとなります。

補償の有無で選ぶ

通常の郵便や定型外郵便には補償がなく配達追跡もできません。よって補償が必要な場合は「書留」扱いにしなければなりません。しかし、同じ郵便局のサービスでも「レターパックプラス/ライト」であれば配達追跡をすることが可能です。なお「ゆうパック」や大手宅配業者の宅配サービスも基本的に配達追跡が可能です。

発送における商品別の注意点

最後は発送における商品別の注意点についてです。まず「ワイングラス」のような破損する恐れがあるものは、緩衝剤を利用してしっかりと梱包しましょう。そして「ワレモノ注意」や「上積厳禁」といったシールを貼ることも大切です。

次にパソコンのような精密機械は、商品購入時についてきた発泡スチロールやダンボール箱があればそれを利用しましょう。もしない場合は、同じような効果を得られるものを準備するのと同時に、購入時に付いていた箱などがないことをオークションでも事前に明示しておかなければいけません。またワイングラス同様に「上積厳禁」などのシールを貼ることも大切です。

一方でバイクのような特殊なオークション品は専門業者に発送を依頼しなければいけません。なぜなら通常の発送業者は専門商品の発送に関するノウハウがなく、傷つけてしまう可能性が高いからです。

今回ご紹介した内容を参考に、オークションの際はきちんと発送するようにしましょう。


オークションや個人間取引での発送方法基本の基!