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引越し時に必要なバイクや自動車に関する手続き

引越し時に必要なバイクや自動車に関する手続き

引越しは、梱包作業や公共料金の支払先へする移転手続きなど、何かとやることが多いです。そんな中でも忘れてはならないのが、バイクや車の住所変更の手続きです。いざ引越す際に、「どうやって手続きをすればよいのだろう……」と悩むことがないように、引越しの際に行うべきバイクや車の住所変更手続きを知っておきましょう。

引越し時に行う運転免許証の住所変更

道路交通法第94条に記載があるように、現在所有する運転免許証の記載内容に変更があった場合、記載事項変更の届け出をしなければなりません。本籍地の変更や、結婚などにより氏名が変わった場合も同様です。届け出は、新住所の管轄警察署の運転免許窓口または運転免許センターで行います。

住所変更を行う際は、運転免許証と新住所を証明できるもの(住民票、住所変更された健康保険証、新住所へ送付された消印付はがきなど)、印鑑が必要です。もし、氏名及び本籍を変更する場合は、本籍を記載した住民票を1通用意してください。

引越し時に行うバイクの住所変更手続き

引越しする際に行うバイクの住所変更手続きに用意するものやその手順などは、排気量によって異なります。

排気量125cc以下のバイク

新住所の市役所や区役所に、ナンバープレート、標識交付証明書、印鑑などを持参し、廃車手続きと登録手続きを行います。ただし、廃車手続きは旧住所の役所で行わなければならないケースもあります。

排気量126~250cc以下のバイク

新住所を管轄する、運輸支局・自動車検査登録事務所で手続きをします。用意するものは、ナンバープレート、軽自動車届出済証、印鑑、自動車損害賠償責任保険証書、住民票、軽自動車届出済証記入申請書などです。異なる管轄の運輸支局へ引越しをした場合は、ナンバープレートが変更になります。

排気量251cc以上のバイク

手続きは、新住所を管轄する運輸支局・自動車検査登録事務所で行います。用意するものは、ナンバープレート、自動車検査証、印鑑、住民票などです。ナンバープレートの変更手続きが必要なケースは、250㏄以下のバイクと同様です。

引越し時に行う自動車の住所変更手続き

基本的に、排気量251cc以上のバイクの手続きと同じですが、加えて自動車税申告書と、車庫証明書が必要になります。車庫証明の取得は、管轄の警察署で行います。車庫証明を取得した後、運支局での住所変更手続きが必要になります。

車庫証明書の発効には少し時間がかかるので、運輸支局への手続きの前に余裕を持って済ませるようにしましょう。

引越し時に行う自動車保険の住所変更

バイクや車の手続きが終わったら、保険の住所変更も行いましょう。自賠責保険は、保険者本人に対してかけられている保険なので、基本的に住所変更の必要はありません。

ただし、住所変更を怠ったことで、保険金請求に関して余分な手間が生じるのを防ぐためにも、変更しておく方がよいでしょう。もし任意保険に加入している場合は、保険会社に住所変更の連絡をしてください。

免許や自動車検査証の住所を変更しないままでいると、自動車税の納税通知が旧住所に届いたりと余計に手間がかかることがあるので、引越しをする際には、住所変更の手続きを早めに行うようにしましょう。

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