お役立ちコラム?column

道迷いにご用心!

地図だけではわからない道路状況

私は地図が好きです。
バイクに乗らないときでも地図を眺めることがよくあります。
どこ行くあてが無くともテレビで耳にしたり目にした土地を
「どこかな!?」
と、地図を開いて見るのが楽しみで、たまには妄想ツーリングをしてみたりもする。

ツーリングの時に迷った道の入り口

妄想ツーリングとは・・・

目的地を決めて自宅からどの道を使っていくか地図を眺めては、近隣に「こんなところあるでないか!」と、調べてみたりしてこんなところではなかろうかとひたすら想像してはヘラヘラする。と、いうもの。
最近では紙の地図だけではなく、地図アプリを利用して何時間かかるか、距離や有料道路の金額などを算出までしてもらう。必要金額までわかってしまうという便利な世の中に感謝御礼申し上げます。
妄想だけではなくもちろん現実のツーリングのルートを探すのにも地図は大活躍。
地図アプリももちろん使うけれど、とりあえず最初は地図を眺めて
「この道はどうだろうか?」と、ルートを作ってみて下見に出かけることもある。

ツーリングルートの下見をかねて

昨秋も栃木県から群馬県に向けて走っていた。
何となく土地勘というか方向はわかる感じではあったものの、全くの初めての道。
地図を見て「このくねくね道が良さそうだ。」と、やってきたのだった。

途中までは地図と、地図アプリを併用して走り、
あとはこの道を道なりに行けばいい。と、大体の道をつかんだところで電池の省エネのため地図アプリを閉じ、疑うことなく真っ直ぐ突き進んだ。
「ここからいよいよくねくね道だな!?」
田園風景から山の風景へと変わり道も細くなり傾斜が出てきた。
意外と道がガタガタしていて砂利がちょいちょい転がっている。
「みんなで走るのはきびしいかな・・・」
せっかくなのでとりあえず走るだけ走ってみる。
さらに進むと、道には青々とした苔が生えていたり砂利の量は増えるばかりで道幅はさらに狭くなる。
そこでいよいよ「ありゃ?道間違えたかも??」と、地図を見直す。
若干不安になりながらも
「こんなところもあるんだなあ」「戻るより先に進んだ方が目的地に早く着くか」
安易な判断で先に進んだ。

すると何ということでしょう!!

ものすごーい山の上まで来てしまったではありませんか。
車一台いやバイク一台が通れるくらいの道幅。さらに右側はごっそりと切れ落ちたガケ。
谷の下には折れた木がごっそりと山積みになっていた。
ちょっとでもこけたら落ちる・・・。
もうUターンもできないところまで来てしまった。
ドキドキしながらゆっくりと走り続ける。
燃料の残量もやばい。スマホの電波もない。自分がいるのがどこなのかさえもわからない。

「ココはどこですかーーーーー」

スーパースポーツの救世主現る

しばらくすると目の前にスーパースポーツ軍団が現れた。
軍団と言っても3人だ。
心細く一人で走って来た私には軍団と言いたくなる頼もしさだった。
なんでこんなところにいるのか!?
こんなじゃりじゃりしたところをスーパースポーツで走って来たのか!?
気になるところは盛りだくさんだが「群馬に行きたいんですが・・・」
と、聞いてみる。
「この道真っ直ぐいけばいいんだよ。」と、教えてくれた。
その一言だけでほっとした。
ドキドキしながらじゃりじゃりくねくねの細々した道を上って下ると大きな道にたどり着く
しかし右か左かわからない。
迷い立ち止まっていると
スーパースポーツ軍団が先を行く私に追いついた。
「こっちだよ!」と曲がる方向を教えてくれて去って行った。
左に曲がりひた走る。
砂利はなくなったけれど細いくねくね道は続く。
どれくらいさまよったのか、ようやく道路標識が出て知っている数字の国道が出てきた。
スポっと細い道を抜けると国道らしきところに出た。
私が知っている景色ではない。
電柱に書かれた住所を見るとそこは日光だった。

??

ようやく入った電波で自分の位置を確認する。
くねくね道を通れば群馬県のみどり市に出る予定が、まさかの栃木県から出ることなく随分遠くまで来てしまっていた・・・。
あとで地図で確認すると走って来たはずの道は私の地図には載っていなかった。
縮尺の関係で道が見えなかったのかもしれないが、結局どこをどう迷ったのは今もさっぱりわからない。

でもあの時の私に声をかけるならこう言おう
「急がば回れ。迷ったら立ち止まれ」以上!!


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