お役立ちコラム?column
引越し先で荷物を開けたときに、大切なものが破損していた……なんて経験はありませんか?食器のような割れものや、CDなど壊れやすいものは、特に気をつけて梱包しなくてはなりません。ここでは、引越し時に行うべき割れものや傷付きやすいものの梱包方法をご紹介します。
割れものといわれたときに真っ先に頭に思い浮かべるのが、コップや食器類などでしょう。専用の梱包材もありますが、身の回りのものでも十分に代用できます。
以下で、コップの基本的な梱包方法を説明しましょう。
まず、新聞紙を半分に切り、コップの開口部を上にして、新聞紙の真ん中に置きます。次に新聞紙を端から丸め、新聞紙の余った部分をコップの中に押し込みます。新しい新聞紙で2、3回同じ作業を繰り返せばでき上がりです。
後は、エアパッキンを巻き付ければ、ある程度の衝撃に耐えられるはず。コーヒーカップやマグカップなど取っ手の付いているカップは、あらかじめ取っ手に新聞紙を巻き付けてから、上記の作業を行うと良いでしょう。
皿は一枚一枚新聞紙で梱包します。まとめて梱包してしまうと食器同士が触れ合ってしまい、破損の原因となります。ダンボールに入れる際は、底部分と隙間に緩衝材を詰めるようにしましょう。
調味料容器は、使い切ってから梱包するのが最も望ましいですが、中身が入っている状態で梱包したい場合は、下記の方法で梱包してください。
フィギュアや模型など、精密な製品の梱包は、買ったときに入っていた箱に入れるのが安心ですが、箱をなくしてしまった場合は、次のように梱包しましょう。
まず、外せるパーツはあらかじめ外して、ビニール袋などに入れて保管しましょう。突起物や細かくて弱い部分は、厚紙などで保護して、全体をエアパッキンで包んでください。次に、パーツ同士が擦れて塗装が剥げたりしないように、ティッシュなどで保護します。
破損を防止するためにも、フィギュアや模型は必ず一つひとつを梱包するようにしてください。
引越し時にバイクパーツを梱包する際の注意点は以下の通りです。
なお、エンジンなどを覆う部品である、カウルやマフラーなど大型のパーツは、エアパッキンで隙間なく包んだ後、ダンボールで保護します。ミラーもエアパッキンで保護し、適切な大きさの箱に入れます。エンジンは木箱を使うと、より安全でしょう。なお、運送会社の中には、エアパッキンのままでバイクを運んでくれるサービスを実施している会社もあるため、チェックしてみてください。
梱包がうまくできていなかったために、食器やバイク部品などが破損してしまった……という事態を防ぐためにも、上記を参考に上手に梱包してください。