お役立ちコラム?column
開陽台編
360度見渡せる開陽台からの景色は必見!
観光や北海道ツーリングでの定番スポットである開陽台。道東の玄関口のひとつでもある中標津空港からほんの数キロという場所にある観光名所で360度に広がるパノラマ風景が圧巻だ。「地球が丸く見える」というキャッチフレーズも納得の地で、自分は何度も足を運んでいる場所でもある。
80年代〜90年代前半に起こった空前の北海道ツーリングブームの時には、この開陽台の駐車場には溢れんばかりのオートバイが訪れていた。しかし、今では観光バスの団体客にさえ遭遇しなければ、静かで心休まる場所となっている。天候さえよければ、観光地ながら何をするわけでもなくボ~っとしていられる場所でもあり個人的にもとても好きな場所のひとつでもある。
標津町からのアクセスは良好!
自分が北海道ツーリングで開陽台を最初に訪れた時は、すぐ近くの中標津町に宿泊した。当時の国鉄・中標津駅(今はバスターミナルとなっているようだ)前の格安旅館の壁に掲示されていた「素泊まり500円」という当時の銭湯2回分くらいの格安料金が書かれた看板に誘われ迷わず投宿したのだ。当時は駅などに寝泊りしていたので、約一週間ぶりに布団で快適に寝られたことはとてもありがたかった。部屋は8畳間で、8セットの布団が敷いてある相部屋。午後3時に一番乗りでチェックインしたため、テレビ近くの布団を陣取り、一番風呂に浸かってとても快適だった記憶が鮮明に残っている。もちろん、そのあと続々と相部屋となる人たち(全員ツーリングライダーだった!)が入ってきて満タン状態となってしまったが…。
鉄道が廃止されて町の景色が一変してしまったため、2018年に訪れたときは見覚えのある景色が無く、当時宿泊した旅館がまだ残っているのかは定かではなかった・・・。だがもし、まだ当時の旅館が残っているようなら、今度は1泊2食付きで泊まってみたい。それと、泊まれた時には、開陽台から登る朝日か沈む夕陽を観に行きたい!
整備されたキャンプ場が隣接!
すっかり、キレイに整備されて建て直されてしまった展望台を駐車場から見た時、隣に設置されていた簡易的なキャンプ場は廃止されてしまったのだろうと勝手に想像していたが、なんとキャンプ場は今でも設置されていた。それも、かなりキレイになっていたことに驚いた。区画整理(?)されたようで、フラットに整地され柵できれいに区切られている。車が数台ほど駐車していたので、もしかすると車でもキャンプできる? もしくは、関係者の駐車場なのか? 近々、調べてみたいと思っている。
そのトイレの脇になにやら看板を発見! 「バイク登り口」と書かれているので、矢印方向に進んでみると、またしても看板を発見! 展望台横のキャンプ場への案内看板だった。この時初めて、ここのキャンプ場が「ウシ空のキャンプ場」という名称であったことを知った!(笑) 無料で使わせてくれるというこのキャンプ場にもぜひ泊まってみたい!
開陽台からのパノラマを充分堪能したあと、展望台から降りてトイレ脇をのぞくと、展望台脇のキャンプ場が「ウシ空のキャンプ場」という名称であることを書かれた看板を発見! さらに、ライダー向けのキャンプ場であることも判明した。やはり、以前と同じように無料(というか、以前は特にキャンプ場という認識はなく、勝手に野宿していたライダーがいたというような雰囲気だったが…)で使える。ただ、このキャンプ場への入口となるアプローチ道は、シングルトラックの未舗装路、両側には熊笹が生い茂っているため、オフロード車なら躊躇なく入っていけるがロードモデルだとちょっと二の足を踏んでしまうかもしれない。この写真を撮影したのは5月で、ライダーたちのオンシーズン(7〜8月)ではなかったため、まだ整備するまえだったのかもしれないが…。
キャンプ好きなライダーなら、一度は開陽台で星を見ながら眠るという経験をしてみるのも一興かもしれない。まだ一度も開陽台に行っていないのなら、次の北海道ツーリングの時にはぜひとも訪れてみて欲しい!
(利用日:2018年5月)
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展望台から駐車場方面を見て見ると、水平線がはるか遠くに見える。この景色が360度展開されているので、円形の展望台を何度もグルグル回ってみたくなる。展望台は円形劇場のような作りになっており、ミニコンサートでもできそう。