お役立ちコラム?column

バイクでも希望ナンバーを 完結編

なぜ、好きな番号のナンバーを取ろうと思ったのか?

今回の主人公である1100ccの愛車は、1990年に新車購入したもの。その当時は千葉県野田市に住んでいたため「習志野」ナンバー(その当時は野田ナンバーは無かった)登録となりました。その後、野田市内に1回引っ越しし、次に現在の住まいのある千葉県某市に引っ越しました。しかし、今ではここに落ち着いてますが、野田市から引っ越した当時は、1〜2年したらまた野田市に引っ越すことを予定していたのです。ところが、その予定が1年伸び2年伸び3年伸び…、と大幅に予定が狂ってしまったのです。このため、愛車のナンバープレートの変更もしておらずズルズルとそのまま時間だけが過ぎていきました。。

1990年に新車で購入したGSX1100Sカタナ。当時の新車価格は119万円。購入以来、楽しい想い出をたくさん作らせてもらった! 北海道にも何度も渡った。カタナでの初めての北海道ツーリングでは、今は無きモト・トレインで行ったことや金曜日の夜に出発して東北道をひたすら走り小樽まで行って日曜日の夜に帰ってくるという弾丸ツーリングもしたりした。さらに初めての貰い事故まで経験させてもらった(笑)。

そして、ようやくその引っ越しの話しが無くなったことが決定的となった時、ナンバーの移転登録をしなければならないことにハタと気付いたのです。。。本来であれば、引っ越しと同時にナンバー変更も行わなければ行けないのですが…。ナンバー変更をためらっていた理由はもうひとつありました。それは、1990年(平成2年)に登録してから約30年もずっと付けていたナンバープレートの数字に親しみを感じすぎていて、これが変わることの寂しさからすぐに変更することをためらっていたのも正直事実です。(申し訳ございません…)

ところが、去年の7月に友人から譲り受けたSRX600(5型)を登録した時、ナンバープレートのひらがなが自分のカタナのナンバーと同じひらがな「る」であることに偶然気付いてしまったのです! それも、カタナの4ケタ場号よりも若い数字で! で、その時に閃いたのです!!

ナンバープレート

コチラが、変更前のナンバープレート

旧ナンバーと同じ番号が、取得出来るのでは?

変更しなければならないナンバープレートなら、慣れ親しんだ“ひらがな”“4ケタ数字”にしたいと。しかし、オートバイにはクルマと違って希望ナンバー制がありません。このため、簡単には同じ番号にすることはできません。単純に考えて、同じ番号が出てくるまで根気よく待つしかありません…。しかも、もしそのタイミングでバイク屋さんが複数台の登録を申請してしまうと、その欲しい番号のタイミングで書類を提出することができないことも考えられます…。でも、もう待つしかありません(笑)。掛けです!

さらに問題なのが、いつどのタイミングで狙っている番号が発行されるのか、ということです。そこで、最初に比較的空いている時間帯である夕方4時30分ころに陸運事務所に出向き、正直に欲しい番号がある旨を伝え書類だけチェックしてもらいました。書類に不備が無いことを確認してもらってから、書類は一旦持ち帰ります。さらに、現在発行されている番号を教えて貰って毎日発行されているナンバーの平均的な枚数を聞いてこの日は帰宅しました。帰宅してから、現在発行している番号から欲しい番号を引いた数値と陸運事務所の稼働日を調べ、欲しい番号が発行されるであろう日数を試算してみると約6ヶ月後ということが判明! 長い!!(笑) しかし、ここまできたらじっくり待つことにしました。

根気との勝負です

翌月から毎月1回、陸運事務所のナンバーセンターに夕方4時30分ころに電話して発行されている番号を聞くという作業が6回以上も続きました。そしてついに、欲しい番号があと25台と迫って来た時には2〜3日おきに問い合わせていました(ナンバーセンターのみなさん、ありがとうございました!)。そしていよいよ、欲しい番号が発行される日を予想して仕事をやりくりし調整していました(笑)

実際に、確認を行うたびにメモしていた物を公開(笑)

実際に問合せを行ったときのメモ

そしてついに、発行されるであろうと予想していた日の朝、緊張しながら“お忙しいところ大変恐縮ですが…”と電話問合せしたところ、なんと次に発行される番号が自分の欲しい番号の2つ前ということがわかり、急いで陸運事務所に向かいました!(自宅から15分程度) 到着後すぐに受付窓口で確認してみると、次に発行される番号がなんとなんと自分が欲しかった番号! ようやくこの時が来た〜!! がしかし“受付窓口は複数あるので、他の窓口で先に提出書類があればでないし。だからその番号が出る保証は無いですよ”と窓口の担当者に言われてドキドキして待っていました。…待つこと数分、呼び出しがあり窓口に行くと、なんとなんとなんと〜!! 無事に欲しかった番号がゲットできました! 「あっ、この番号です!(嬉)」と思わず口にしてしまったんですが、窓口の方は至ってクールに対応してくださいました(笑)。

新しいナンバープレート

念願の同ナンバーのプレート。ひらがなも同じです!

現在の居住地に移ってから、ようやく出来た移転登録(記載変更)。しかも欲しかった「ひらがな&数字」が手に入るなんて! こんなことが実際に出来たことに大感激デス! 7ヶ月前から、何度、陸運事務所に通ったことか! 何度、ナンバーセンターに電話したことか!(笑) こんなことは、きちんとした仕事に従事していらっしゃる人では、そう簡単に出来ることではないと思います…。ましてお勧めはできないのですが、自分が以前から疑問に思っていたことで自分的にもタイミングが良かったこともあり、思い切って実行してみたのです。“欲しいナンバープレートの番号を取得することができるのか?”という疑問は、時間をかければ不可能ではないことを証明できたと思います。もう二度とやりたいとは思いませんけど…。

同じ番号のナンバープレート

“欲しいナンバープレートの番号を取得することができるのか?”という疑問は、時間をかければ不可能ではないことを証明できました。もう二度とやりたいとは思いませんけど…。

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