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バイクの消耗しやすいパーツと交換のタイミング

バイクの消耗しやすいパーツと交換のタイミング

バイクは数々のパーツで構成されています。特に制動にかかわるパーツは、消耗が激しいので、交換時期を誤ると、大変な事故につながりかねません。ここでは、消耗しやすい制動にかかわるパーツとその交換時期の目安などについてご説明します。

タイヤ

タイヤの交換時期は、溝の深さで判断します。スリップサインが出ていたら交換時期です。スリップサインが出ていたら車検は通りませんし、何より危険です。

消耗するスピードは、高速運転やストップ&ゴーを繰り返すことが多いと高まります。荒れ地でのシビアなブレーキングを必要とするオフロードタイヤは、ロードタイヤに比べて消耗が激しいです。ダートに入ることがないのであれば、オンロードタイプに変更すると3倍は長持ちします。

また、タイヤの寿命は保管状況によって大幅に左右されます。ゴムは紫外線に弱いため、長い時間日光に当てると劣化します。溝がのこっていても、変色していたり、ひび割れしていたりするのであれば交換しましょう。

バッテリー

バッテリーはバイクを走らせることで充電する仕組みなため、長い間乗らなかったり、近くのコンビニに行く程度の短距離走行しかしていなかったりすると、放電する一方です。たまには長い距離を走り、乗らないときはバッテリーを外しておきましょう。

メーカーでは3年位での交換を推奨していますが、メンテナンスによっては、5年位は使用可能です。ただ、充電してもセルの回りが弱かったり、ライトが暗かったりする場合はすぐに交換しましょう。

ブレーキ

ブレーキパットが減りすぎるとブレーキディスクを痛め、事故につながる危険性が高くなります。前回の交換から走行距離が1万kmを超えたら一度チェックしましょう。

ブレーキパットは、キャリパーから外して確認します。パットの残量が2~3mm程度まで減っていれば、交換したほうがよいでしょう。フロントよりもリアのほうが消耗しやすいので注意しましょう。

また、制動距離が伸びたり、異音を発したりするようであれば、それはすでに交換時期を過ぎています。

ドライブチェーン

「チェーンが伸びる」といいますが、金属なので餅のように伸びているわけではありません。チェーンを構成しているパーツが引っ張られて隙間ができた状態を「伸びる」と呼んでいます。これは、エンジンの性能をリアタイヤに伝えるために、ドライブチェーンにかなりの力がかかっているためです。

チェーンの伸びは、スイングアームを後ろに引いて調整します。思い切り引いてもチェーンがたるむようであれば、もう限界です。走行中に外れて制御不能になる恐れがありますので、はやめに交換するのが安全です。

オイル類

エンジンオイルは、潤滑、密封、冷却、洗浄、防錆を担う、いわばバイクの血液です。適切にエンジンの性能を引き出すためには、3,000~5,000kmで交換するのが理想です。

ブレーキオイルは、およそ2年に1回が交換の目安です。フロントフォークオイルは、1万kmが交換時期といわれていますが、操舵性が気になるようであればすぐに交換しましょう。

事故のない安全なライディングを楽しむためにも、上記の記事を参考に、消耗しやすいパーツは適切なタイミングで交換しましょう。


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