お役立ちコラム?column
伊豆の高校生たちが、グロム・デザインコンテストを開催! その②
【前回の記事はコチラ↓】
伊豆の高校生たちが、グロム・デザインコンテストを開催! その①
多くの方にバイクに触れて欲しいから…!

タレントの大槻ひびきさんから、原動機研究部に贈呈された 125ccのホンダ・グロム。
(向かって一番右が大槻ひびきさん)
静岡県東部地域の高校生たちが中心になって活動する、地域の課外クラブである「原動機研究部」(通称:原研)の活動内容は、皆で話し合って決めている。
「大槻さんからプレゼントされたこのグロムは、自分たちだけが楽しむのではなく、もっと多くの方にバイクに触れて貰える機会を作れないか…と原研メンバーで話し合ったんです!」と、原研の紅一点、工業高校で物質工学を学ぶ高校3年生の西形知夏さん。(上の写真で向かって一番左)
色々な意見やアイデアが出た中で、「バイクのデザインコンテストを開催してグロムのカラーリング作品を募集してはどうか?」「自分たちで審査をして、黒いグロムをカラフルにして、そのグロムでレースに参加しよう~!」 となったそうだ。
バイクデザインコンテストを開催することで、多くの人にバイクに触れて貰えるきかっけになるかも? アート作品となったバイクを地域の公共施設などで展示することが出来たら、もっと多くの方たちにも見て貰えるかもしれない…と考えたそうだ。
原研には、複数の高校や高専の生徒、OBも参加しているので、学校の枠を超えた広いネットワークがあるのも特徴だ。 地元の複数の高校の友達や美術部の顧問の先生にバイクデザインコンテストの企画を伝えると、「コンテスト面白そう!」「参加したい!」と直ぐに広まったそうだ。
ところが…である!
デザイン用のデータを参加希望校に配布すると、ほとんどの生徒がバイクを間近で見たことが無いコトが判明した! 「実際のバイクを見てみたい!」という要望が多く、グロムの実車を各校に展示をして、バイクの細部の造りやデザインを確認できるようにした。
バイクをこんなに近くで見るのは初めて!
紹介するのは知徳高等学校の一例だが、美術を教える柴田寛志先生が学校に働きかけ、原研のグロムを美術室に入れて、皆でバイクのデザインを研究した。
初めてバイクを間近でマジマジと見ると、「バイクってカッコいい!」「思っていた以上に立体的でデコボコしているんだね!」と美術部部員たちは口を揃えたそうだ。
そして「これって何のためにあるんだろう…」とか「どうしてここは、こういう形をしているの?」という疑問を、ライダーでもある柴田先生に質問。
各パーツの一つ一つには機能としての役割だけではなく「デザイン美」があり、「バイクはトータルでデザインされている1つの作品である…」と、バイクデザイナーの想いを知る機会にもなったという。
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応募作品を少し紹介!
バイクデザインコンテストには、最終的に8つの高校から50人が参加して、50点のバイクデザインが集まった!
応募された作品から、数点を紹介させて頂きますね!
と、どれを見ても自由な発想でデザインされ、作品を作る過程がとても楽しそうな姿がイメージできるものばかり。
デザインは、プリントアウトされた用紙に色鉛筆で塗った作品、タブレットなどでデータでデザインされた作品が混在しているのも今風だ。
大賞作品はデザイナーの狙いが評価に繋がった!
どれも甲乙つけがたい中で、10月に原研メンバーによって最終選考が行われ、大賞に決定したのがコチラの作品である。
林さんにデザインのポイントを聞くと「可愛くて目立つコト」。さらに「バイクは走る物だから目に残るデザインを意識した」という。シンプルな直線デザインに、曲線を取り入れると見やすく印象に残るので、視覚的なデザイン効果も取り入れているそうだ。
また、原研メンバーに選考理由を聞いてみると「ピンクとミントブルーの色が可愛くて、黒で締まる”カッコかわいいデザイン” が良かった!」と西形知夏さん。「かっこいいし万人にウケるカラーリングだと思った」と高校1年生の渡辺悠徹さん。他にも多くの支持を集めて決定したそうだが、正に林さんの狙いが評価されたというワケである。
因みに、林さんは普段はこの様な作品を製作している。
特に文化祭用に製作されたこの作品はかなり大がかりなもの。引きで見るとこんな感じです。
また他にも、デジタルで平面的なイラストを作ることが多く、バイクのような立体作品は初めてだという。
美術部の教室に、カラーリングのために白いラッピングが施されたグロムが持ち込まれた。美術部の有志と、原研からも有志が参加して、いよいよグロムがアート作品にカラーリングされる…。
その様子は次回お届けします。
<つづく…>
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