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ネットオークションでバイクを売買…注意すべきはこれ!
ネットオークションは、さまざまな商品を気軽に売買できる便利な存在ですが、使い方を一歩間違えると売買の際にトラブルに巻き込まれてしまうこともあるので、利用の際には注意が必要です。
特に、バイクや車などは商品を引き渡した後に、名義変更やナンバー変更などの手続きをしなければいけないので、売買をする前にしっかり確認しておきましょう。
ここでは、ネットオークションでバイクを売買するときの注意点をご紹介します。
ネットオークションでバイクを購入する際の注意点
ネットオークションでは、これまでの売買で出品者がどのような評価を受けてきたのか見ることができるので、それを確認して出品者が信頼できそうかどうかを見極めます。著しく悪い評価が付いていたり、悪い評価に対して辛辣に攻撃していたりする場合は、落札後にトラブルが起きやすいため、入札を控えたほうがよいかもしれません。
ただし、写真、説明文、出品者の評価だけで、バイクがどのような状態なのか判断するのは難しいものです。もし出品者が近所の人なら、現物確認や試乗が可能か聞いてみてはいかがでしょうか。家が遠かったり、予定が合わなかったりして、現物確認や試乗ができない場合、落札後の不具合に対応してもらえるか交渉するようにしましょう。
また、ネットオークションでは、事故や故障などにより機能不全となったバイクが格安で出品されていることがあります。このようなバイクはメンテナンスにかなりの費用が必要になるので、バイクをレストアしたい人でない限りは、選ばないほうが無難でしょう。一般的には、市場販売価格の半額以下で販売されているバイクは、メンテナンスが必要な可能性が高いとされています。
ネットオークションでバイクを売る際の注意点
バイクを売買することで所有者が変更になった場合、新しい所有者の住所を管轄する支局で、名義変更の手続きが必要になります。バイクを売るときは、名義変更前にバイクを引き渡してしまうと、新しい所有者が事故や違反を起こした際に、前の所有者が責任を問われる恐れがあるため、名義変更の手続きはバイクを引き渡す前に行っておきましょう。
なお、名義変更そのものは落札者が行うことになります。譲渡証明書をはじめとする書類を送る必要があるので、バイクを引き渡したら終わりではなく、その後に書類を送ることも忘れないようにしましょう。
トラブルを避けるためにチェックするポイント
ネットオークションでバイクを売買する際は、安全性をチェックしないと後になって大きなトラブルに繋がる可能性があります。出品者も入札者も、以下についてしっかりと確認するようにしましょう。
- エンジン系……ふけ上がりが鈍くないか、異音がないか ガソリンが漏れていないか
- バッテリー系……セルの点火がスムーズか、ライトが暗くないか、フォーンが鳴るか
- 消耗品の欠損……タイヤやブレーキパットの残量はあるか、スプロケットやチェーンの摩耗状態はどうか
- 外装の傷……タンクの傷やへこみ、カウルの割れ、マフラーの破損などはないか
- フレーム……フレームは歪んでいないか、車検証の車体番号とフレームの車体番号は一致しているか
- メーターや走行距離……年式や車体の傷み具合に対して走行距離が短くないか、メーターが交換されていないか
気軽に利用できるのが魅力のネットオークションですが、バイクの売買においてはいくつか注意するべきポイントがあります。上記の注意点を参考にしながら、トラブルを避けるようにしましょう。