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バイクの輝きを取り戻す! 洗車の方法

バイクが好きであればいつもピカピカの愛車にまたがっていたいもの。そのために定期的なバイクの洗車は欠かせません。ガソリンスタンドや専門業者に依頼するのもよいですが、できれば愛車の洗車はご自身の手でしたいところでしょう。そこで、今回はバイクの洗車方法についてご紹介します。
バイクを洗車するタイミング
バイクを洗車するタイミングですが、もちろん毎日洗車する必要はありません。汚れが目立つようになったタイミングで洗車しましょう。
特に雨の中を走った後や海岸を走った後など、「バイクが濡れた」場合は入念に洗車しましょう。酸性雨や塩水でバイクを濡らし、そのまま放置してしまうと「錆び」につながるからです。
そして洗車をする日は晴れた日よりも曇りの日、昼よりも朝や夕方のほうがベターです。なぜなら太陽の日差しが強いと洗車中の水分がすぐに蒸発してしまい、水シミになったり、のこった洗剤が表面にのこったままになったりしてしまうからです。
また、洗車をする際に気を付けたいのが「黄砂」が飛んでいる時期を避けるということ。なぜなら黄砂が付いたままでバイクを洗車し、水を拭こうとすると小さな傷を付けてしまうことがあるからです。
洗車に必要な道具
バイクを洗車するときに必要な道具はブラシ、クロス、バイク用の専用洗剤の3つです。
ブラシ
バイクを洗車する際は、パーツごとにさまざまなブラシを用意する必要があります。エンジン部分など細かい部分を洗うには、目が細かくてやや硬めのブラシが必要です。使い古しの歯ブラシなどでもよいでしょう。ボティの表面を洗うには、綿でできたミトンのようにやわらかいブラシが最適です。タイヤホイールなどの硬い部分を洗うには、キッチンで使うタワシのように硬くて力を入れても壊れないブラシです。
クロス
クロスは洗車した後の水を拭き取るために必要です。給水力が高く車体やパーツを傷つけないウエスタイプのクロスを用意しましょう。また仕上げ用のクロスとして鏡面仕上げができるクロスもあるのでぜひ活用しましょう。
バイク用の専用洗剤
バイク用の洗剤には防錆剤などが含まれているのでおすすめです。家庭用のアルカリ性洗剤でも洗車することはできますが、洗車後にしっかりと拭き取らないと錆びの原因になります。
洗車の手順
最後に洗車の手順を簡単にご紹介しておきます。
- 車体全体を水洗いします。基本は上から下に向かって洗っていきます。なぜなら、汚れを上から下に流したいからです。
- 洗剤とブラシを使って上から下に向かって洗います。またボディの表面を洗う際はゴシゴシと力を入れてはいけません。優しく包み込むように洗いましょう。
- 水で洗剤を洗い流します。洗剤がのこってしまうとバイクを痛める可能性があるのでたっぷりと水を使ってしっかりと洗い流しましょう。
- クロスで水分を拭き取ります。水滴がのこると錆びの原因になるので傷つけないようにしっかりと拭き取りましょう。
- ワックスやコーティング剤を塗ってバイクを保護します。
ご自身の大切な愛車を洗車する際は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
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