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はじめてのバイク輸送 車両のチェックポイント

はじめてのバイク輸送 車両のチェックポイント

オークションや個人売買、引っ越しで利用するバイク輸送業者。大切なバイクを運んでもらうわけですから、不明点や分からないことはできるだけなくし、安心して運送を任せたいですよね。輸送に関しては業者が行ってくれるのですが、受付前の車両の計測やその条件に合った業者を手配するには自分で動かなければなりません。
はじめての輸送だと、自分のバイクが受入れ可能な車両なのかというのはとても気になる点ですし、車両の大きさや状態によって値段も違いが出てきます。バイク輸送をするにあたって、車両のチェックしておきたいポイントをしっかり押さえ、不安を解消しましょう!
BASのバイク輸送サービスの規則に基づきながらお伝えします。

車両の大きさ

全長:2,400mm 全幅:1000mm 全高1,350mm内のオートバイであれば通常料金での輸送が可能です。このいずれかを超えるサイズの車両も輸送可能ですが、日時料金共に別途見積りをとる必要があります。また、スクリーン付の車両は地上から140cmまでが通常料金となります。

※高さを測る場合はスタンドを立てて、ハンドルを左にきった状態で一番高いところで計測してください。

車両の状態

不動車・事故車・ナンバーなしの車両

BASは輸送時すべての車両に関してエンジンを掛けないので、エンジンがかからない不動車やナンバーが無い車両も通常輸送が可能です。車両の押し引きをできる状態のものでしたら、事故車の輸送も対応が可能です。

BASで輸送できるのは、ドライバーが一人で押して移動ができる車両のみとなります。

スタンドがない車両

離島などフェリーを伴う輸送や一部のデポではスタンドがないと配送不可となってしまうため確認が必要ですが、陸送の場合は壁などに立てかけて輸送・保管します。

【バイク輸送のご相談はBAS】
ツーリングにも利用できる?BAS 料金検索<デポtoデポ>

特殊車両

屋根付き・バギー・トライク・サイドカー使用の特殊車両も輸送が可能です。特殊車両は地域により輸送不能な場合もあり、運べる車種やエリアが限られてくるので別途問い合わせをしましょう。

改造車両

アメリカンやビッグスクーターの改造車両など、通常料金の規定サイズを超える大きいバイクであっても、別途お見積りで輸送が可能です。

暴走族仕様の改造車両

暴走族車両および暴走族車両に見受けられる車両の輸送は行っていません。

暴走族仕様車とみなされるのは以下のような車両です。

  • ハンドルがトップブリッジよりも30cm以上あるもしくは、曲げ加工が施されている車両。絞りハンドルなど。
  • ブレーキフェンダー・後フェンダー上部から測定し、テールの高さが15cm以上ある車両、幅広・突上げのテール。
  • テールカウル・後フェンダー上部から測定しシートの高さが20cm以上ある車両、三段シート。
  • カウルの取り付けがライトよりも下位置でトップブリッジを超える車両、ロケットカウルや斜め取り付けの風防。
  • マフラーがない・切断・内部消音機が欠品している、および排気音が異常である車両。
  • フレーム番号が削り消された車両。
  • 暴走族をイメージさせるグラフィックおよびカラーリングであり、BASが暴走族仕様と判断した車両。

その他確認事項

パーツなどの同時輸送について

車両の部品や書類をバイクと一緒に送ることはできません。メットインにしまってあるヘルメットやリアボックスも、バイク輸送の前にあらかじめ外して置き、自分で個別に送付する必要があります。


また、鍵の預かりは可能となっていますが、ハンドルロック及びセキュリティーを解除すれば持ち帰ることもできます。

輸送時のガソリン抜きについて

バイクの輸送に際してガソリンを抜く必要はありません。BASはバイクにガソリンが入っている状態で輸送できるので、受け取りをしてからそのままバイクに乗ることができ、無駄な手間もかかりません。

運送時の雨濡れ

10tトラックで行う長距離輸送は原則屋根付きのトラックで行いますが、短距離輸送は、屋根の無いトラックでの輸送となります。どちらの場合もトラック積載時や移動時の雨濡れの恐れがあります。

また、保管場所に屋根のないデポもあるため、雨に濡れるのが心配な方は別途チャーターの用意もあるため、問い合わせて新しく見積もりを出すことをおすすめします。

バイク輸送にチャレンジ

バイク輸送の際、自分で大体の料金をシミュレーションしてみるにも、送る車両がどのような区分をされるのか、その運送会社の基準をしっかり理解しておく必要があることがわかりますね。特殊な車両やカスタム車両を送りたい方、輸送手段に特別な注文がある方は別途手続きをしなければならない場合も多いため、電話でのお問い合わせで相談の上、しっかりとした見積もりを取りましょう。

上記で挙げた車両のチェックポイントと併せ、自分のバイクをベストな状態で目的地に届けることができるよう、車両を引き渡す前に自分で済ましておかなければならない事項を確認しておくことが、安心したバイク輸送につながります。事前に不安を解消し、気軽にバイク輸送サービスを利用できたらいいですね。



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