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リフレッシュに出かけよう!バイクツーリング初心者が知っておくべきこと

なかよくツーリング

  バイクに乗るのであれば、ツーリングで遠くに出かけたいと思う人も多いでしょう。しかし、初心者ではどのような服装や装備が必要かよくわからないこともあります。ただがむしゃらに走るだけでは充実したツーリングはできないかもしれません。本記事では、ツーリングの必需品や便利グッズ、楽しむためのコツや注意点について紹介します。この記事を読めば、ツーリング初心者にも役立つ情報が得られることでしょう。

バイクツーリングをするのに最低限必要な必需品とは

  バイクツーリングのスタイルは、目的や季節などその時々に応じて変わってくるものの、どのような場合であれ必需品は共通しています。中でもヘルメットは頭部を守るために重要で、公道を走る際には着用が義務付けられているものです。ヘルメットを選ぶ場合は、バイクの種類や排気量を基準にするとよいでしょう。特に公道で使用するのであれば、SGマークが付いているものを選ぶことが必要です。安全基準を示す大切なマークであるため、見落としがないよう気を付けましょう。

  天候や季節に応じたグローブがあれば、どのような時期であっても快適にツーリングを楽しむことができます。レイングローブがあると、急な雨にも対応できるため便利です。レインウェアも常備しておけば、より安心してツーリングに臨むことができるでしょう。ツーリング時の荷物収納にはシートバッグやウエストバックが便利です。日帰り程度であればウエストバッグでも事足りる場合が多いですが、量が多くなりそうであれば大きめのシートバッグを採用するのもよいかもしれません。

  知らない道を通る場合であれば、ナビがあると助かることも多いでしょう。バイク用のナビを購入してもよいですし、スマートフォンを使用したナビを活用するのもひとつの手です。いずれもBluetoothで音声を聞くことが可能なため便利ですが、スマートフォンの場合は真夏に熱暴走を起こし、一気に充電が尽きてしまう可能性があるため注意が必要となります。また、パンク修理キットがあれば、万が一パンクしてしまった際に、その場で応急処置をすることが可能です。立ち往生することなく修理可能な施設まで移動できるため、常備しておきたいところです。

何を着ればいい?バイクツーリングの服装

  バイクに乗るときの服装は、教習所で免許を取得する際に基本的には長袖・長ズボンであると教わります。もちろんその通りの服装でもバイクに乗ることはできますが、実際にはバイク専用の服装を用意することで、より安全かつ快適にバイクに乗ることが可能です。例えば、バイク専用ジャケットがあれば、転倒や事故といった万が一の事態があったときに怪我を回避することができます。季節用のものがあるため、各シーズン用に1枚ずつ持っておくと便利です。

  バイクツーリング専用のパンツはライディングパンツと呼ばれ、ジャケット同様に安全面や防寒防水に優れているためシーズンごとに用意しておくとよいでしょう。バイク専用グローブは、手の怪我を回避する安全面での役割もありますが、それだけでなくハンドルからの振動を和らげるクッションを兼ねているため導入すると快適に走行することができます。なお、スニーカーなどを履くのはバイクを運転するうえでは危険です。靴ひもを引っ掛けてしまい大怪我へとつながる恐れがあるため、ツーリング用ブーツ、もしくはライダー用のシューズを履いてツーリングに臨みましょう。

バイクツーリングをより快適にするためのおすすめ車体装備

  ツーリングをする際には、高速道路の利用は欠かせません。グローブをした状態での支払いはどうしても手間がかかるうえに、手を滑らせてしまう可能性もあります。直接お金を扱わずに済むように、ETCの利用ができるようにしておくと安心です。割引などの特典もあるため、特別な事情がなければ利用したほうがよいでしょう。ナビを装備するのであれば、電源をバイクから取れるUSBソケットが便利です。携帯電話の充電などにも利用できるうえに、比較的安価で手に入れることができます。

  積載量を増やしたい場合には、ツーリングネットがあると便利です。移動先で持ち運ぶ場合には箱型のボックスのほうがよい場面もありますが、ネットがゴム製で収縮するため単純な積載量ではこちらが勝ります。使わない場合は小さく畳んでおけるので、とりあえず忍ばせておくとよいでしょう。荷物が多くなりがちな人であれば、パニアケースをバイクの両サイドに装備するのもひとつの手です。転倒時には足の絡まりを防いでくれるため、安全対策としても役立ちます。

  長時間の走行時には「スロットルアシスト」を使用してみるのもよいでしょう。グリップを握ることなく、手のひらだけでスロットルを簡単に操作できるようになるため快適です。高速道路などの、特に風の抵抗を受けやすい場所ではウィンドスクリーンがあると助かります。スクリーン付きの車種であっても、ロングスクリーンに換装するとより負担が軽減されるので検討してみるのもよいでしょう。

ツーリングを楽しむための目的を決めよう!

  ただひたすらにバイクを走らせるのもよいかもしれませんが、より充実させたいのであれば、「何をしたいか」「どこに行きたいか」「何を食べたいか」などの目的を決めてツーリングに行くとよいでしょう。例えば、普段簡単に行けないような土地の美味しいものを食べるグルメツーリングは定番です。食べたいと思ったグルメ情報を事前にチェックしておき、メモなどにまとめておくと予定が立てやすくなります。各地の道の駅ではスタンプラリーができるようになっており、台紙は200円ほどで手に入れることが可能です。ツーリングで道の駅を巡ってスタンプを集めてみるのもよいでしょう。

  神社やお寺に訪れてみるのもよいかもしれません。静かなところでリラックスしたいときには、リフレッシュできる機会になるでしょう。

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楽しめるツーリングルートの決め方とコツ

  日程と目的が決まったら、目的地を決めてみましょう。ツーリングの目的地を決める際には、楽しめる適度な走行距離を念頭に置いておくとよいでしょう。走行距離があまりに長いと、必要以上に疲れてしまったり、帰路が気になってしまい目的地を十分に楽しめなくなる可能性があるためです。ツーリング初心者であれば、片道50~70キロメートルくらいから少しずつ調整していくとよいでしょう。また、目的地までのルートを決めるときには混雑する道路は避けることも大切です。

  渋滞で嫌な思いをしないために、インターネットなどで渋滞情報の確認をしながら時にはルートを変えての走行も検討しましょう。国道よりも県道の市街地を避けた道のほうが、混雑しにくくなっています。川沿いや海沿いの道などはバイクで走るには気持ちがよく、それだけを目的にする人もいるほどです。ツーリングに慣れてきたら、ナビではなくツーリングマップなどで自らルートを決めていくのもツーリングを楽しむコツのひとつです。

仲間が欲しい!ツーリングで友達を作る方法

  1人でツーリングに興じる以外に、仲間と楽しむこともツーリングの醍醐味です。ツーリング仲間ができれば情報共有ができるようになり、その分楽しみも増えるでしょう。周りにバイク友達がいない場合には、行きつけのバイク屋さんに顔を出してみるとよいかもしれません。場所によってはバイク屋主催のツーリングイベントなどが開催されており、参加することで仲間ができる可能性があります。ツーリングサークルは各地にたくさん存在しており、WEBで検索することが可能です。

  サークルによっては中級者以上の参加条件を設けているところもあるため、ツーリングにまだ慣れていないかたは初心者OKのサークルに参加するとよいでしょう。不慣れな人に合わせたルートや目的地で気遣ってくれたり、役立つ情報なども提供してくれることが多いです。また、SNSをよく利用する人であれば、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSで関連情報について調べたり、ツーリング仲間を募集している人を探したりすることでも仲間を作ることができるでしょう。

バイクツーリング初心者が気を付けること

  初心者であれば、なるべく連れ立ってツーリングに出かけたほうがよいでしょう。1人で出かけた場合、突然のハプニングに対応できない可能性が高くなります。バイクツーリングに慣れた中級者以上の人と一緒にツーリングに行くと安心できるでしょう。また、初心者では使用するETCをバイク専用のものにしておいたほうが無難です。軽自動車用のものであると料金所で感知されないことがあるため、慌ててしまわないようにバイク専用のものにしておきましょう。

  ツーリングでは、いつ何時トラブルが起きるかわかりません。いつでもバイクメンテナンスができるように、最低限の工具は積んでおくのが基本です。また、初めて行く道などは、急なカーブの有無やルートが安全かどうかの確認を事前にしておくとよいでしょう。

充分な準備で初心者でもツーリングを楽しもう!

  バイクに乗れるようになると、初心者のうちでもツーリングに出かけたいと思うのは自然なことです。バイクで出かけて楽しいスポットを巡れば、生活がより豊かになることでしょう。初心者に限った話ではありませんが、必要な装備やあると便利な道具を揃え、危険な目に合わないように事前準備を整えたうえでツーリングを楽しむことが大切です。

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リフレッシュに出かけよう!バイクツーリング初心者が知っておくべきこと