お役立ちコラム?column
「そんだけ走ってるのにETCないの?」
「グリップヒーターより先にETCでしょ!?」
周りのバイク乗りに言われ続けようやくETCを付ける決意をした。
これまでなぜつけなかったか。って?
2台3台のメンテナンスや車検を優先していたら、正直そこまでお金が回らない。
やっとこさグリップヒーターだってつけたわけで
「つけちゃお♪つけちゃお♪」と気軽につけられる金額でもない。
「あぁこれがETC!」
箱の中に真っ黒の物体。
ただ2.0の車載器は車載器自体がいいお値段。
私のタイプは25,000円ちょっとで、1万円引いても15,000円以上。それにプラスしてセットアップ料金もある。
確かに安くはなっているけど、「すごく安い~お得~!!!」って感じじゃない・・・。
助成の恩恵を受けているので文句も言えないが、もう一声!お願いできませんかね・・・。
というよりもう少し車載器自体が安くなるとありがたい。
あれから1か月。
オーバーホール祭の車検終わったとの知らせが。
久しぶりの愛車1か月ぶりの1300ccは重量感たっぷり。
「おっこんな感じだっけ!?」と、久しぶりの愛車を取り回す。
ETCセットアップの資料にサイン諸々したが、その存在をすっかり忘れて走り出す。
途中ハンドルの左側に見たことのないねじねじに巻かれたコードが!!
ん?
その先をたどるとステーに取り付けられた発信機のようなもの。
それで
「ああETCか!」と思いだす。
シートの下を開けるとウエスの上に厳重にプチプチに包まれた黒い物体。
そおっとプチプチからだし、ふたを開ける。説明書き通りにカードを裏返して車載器にセットする。ふたをして、プチプチに入れて、ウエスに乗せて、シートを閉める
いよいよバイクETC初使用の時を迎えた。
10年以上高速の一般レーンを使用いや愛用し続けてきた。
車にETCがあるのにもかかわらず、いつもの習慣で一般レーンに入ってしまったこともある。
レーンを間違えないようにETC,ETCと言い聞かせる。
紫色のETCレーンに入る。
車であればゲートを通過できる状態なら「キラ~ン」とか「ピンポ~ン」と音で知らせてくれるがバイクは無音。
黄緑に光るランプもうんともすんとも言わない。
急にゲートがばっと開くもんだから、関所が開いたような気分である。
「許可が出たんだね。」
そろりと通過する
これからは一般レーンにいたおじさんやおねえさんとの会話がもうできないのか。。。
ひそかな楽しみだっただけにちょっとさみしい。
が、関所の通過はあっという間だ。
一般レーンに入っている間にさっき追い越した車にまた抜かれたなんてこともない。
こうやって私も文明の利器に染まっていくのだろう。