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「17年ぶりの北海道ツーリング」【Day1】
航空輸送で現地時間充実2泊3日の北海道ツーリング

「17年ぶりの北海道ツーリング」【Day1】
航空輸送で現地時間充実2泊3日の北海道ツーリング

新千歳空港に降り立ち貨物受付で自分のバイクを受け取り
北海道ツーリングスタート!!

NAVITIME ツーリングサポーター

本日のメインディッシュは
夢のウニ丼と神威岬

今回のルートを決める際
まず食べたいものとバイクと写真をが撮れる素敵な場所をリストにあげ
それらの場所を確認しながら距離や方向を見て行く場所通る道を決めていきました。

その中の私の願望の一つ
「北海道のウニをたらふく食べてみたい!」
17年越しの夢である。

私の中ではウニといえば積丹半島と利尻島のイメージ。
と、いうことで向かったのは積丹半島。
空港からは約147km2時間半弱の行程です。

ありがたいことに
お天気に恵まれ風もほとんどない。
風の流れが良さそうな場所でも横風に煽られることなく
順調に進んでいくことができました。
日差しが強くて暑いくらいだったものの
走るうちにメッシュジャケットでは肌寒くなり
バイクを止めてウエアを羽織る。
レインウエア代わりにもなるし肌寒い時にも着られる便利なウエアをバッグに忍ばせておいた。
このジャケットが今回大活躍してくれました。

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そこからはほぼノンストップで積丹半島へ
途中小樽に入ったあたりからか、見えてきたその海の色の濃さと言ったら言葉になりません。

余市の街中に入ると
周りの建物とは明らかに雰囲気が違う建物が。
それはあのウイスキーで有名なニッカの工場前
これは中に行ってみたい!!
が、予約者の方向けと大きく駐車場に掲げられている。
どうやら予約制のよう。

お酒が飲めなくてもテイスティングができなくても
とにもかくにもこの空間に身を置いてみたい!
次回の北海道行きのためにメモメモ。
余市蒸溜所

山の中を進み海側の道へ入ると先っぽが尖った半島らしきものが見えはじめる
まだ少し先。
あれを超えればウニが待っている。
ゴールが見えてきたからか
お腹もぐーぐーなり始め、お腹の準備もOKのよう。
実は偶然だけど前日は毎年恒例の胃カメラ検査の日。
そこで異常なしと言われたので
心置きなく北海道グルメを堪能できそう。

最初の目的地「食事処みさき」

海岸線沿いに右に左にカーブを辿りながら走りつづけると
漁港近くに賑やかなお店が目に入った
店先には数人が並んでいる。

暖簾を見ると最初の目的地「食事処みさき」
万歳!!
まだ並んでいるということはウニはまだあるはず。

少し先の第二駐車場にバイクを置き列に並ぶ。
前には数組並んでいたものの思ったより早く店内に入ることができた。
まずは食券を購入。
迷わず生ウニ丼を選択。
3600円。
ウニ丼として食べるのは人生初。
ランチとしては少々贅沢価格ですがここは惜しみなく食べると決めてきました!

お昼時をすぎた店内は静かになり始めていたものの
一つ前に入った若い女性二人組は届いたウニ丼と共にキャピキャピ写真を撮り続けていて楽しそう。

しばらくすると
私のウニ丼がやってきた。

その見た目にもとろりとしたウニがたっぷりごはんの上に敷き詰められている。
「あ〜〜!!夢に見たウニ丼。」

御行儀は悪いがまずは香りを・・・

「??あれ!?あの磯の香りがしない!!」
ウニといえば多かれ少なかれほんのり磯の香りがするものだと思っていたら
全くしない。
これまでのウニは何だったのかしら!?
ますます期待が高まります。

思いっきりお箸ですくって口にウニとご飯を頬張る。
「これよ!これこれ!」
お口いっぱいにウニ丼を食べたかったんです。
とろりんと甘みあるウニが口いっぱいに広がった。
不思議と後味スッキリ。
そしてくどさがない。
もたれることなくペロリと丼一杯いただきました。

幸せです。
しばらくこの余韻に浸りたい。

しかし、本日の行程はまだまだ続く

続いては
一度見てみたかった神威岬へ
積丹からは約20分の距離。
道なりに走り右へ曲がると神威岬への道上り坂へと入る。
開けた駐車場には至るところに強風への注意書きの看板が掲げられていましたが
この日はびっくりするほど風なし雲なしの青空。
最高の天気に恵まれました。
バイクを止めジャケットを脱ぎ半袖Tシャツになると日差しが肌にちりちりと当たる。
これから歩くとなると日焼けなんて気にしてられない。
岬の先までは20分ほど歩くとのこと。
往復40分。
ちょっと考える距離だけど
せっかくここまできたのなら行くっきゃない!

駐車場からはいきなり上り坂を歩き岬への入り口へ。
「女人禁制の門」と呼ばれるその入り口。
源義経との悲恋の中で生まれた女人禁制の歴史を伝えるものとなっていて
突端まで向かう遊歩道は義経に思いを寄せていたチャレンカという女性の名から「チャレンカの小道」という名がついています。
今はもちろん女性も入ることができます。

門をくぐると
それはもう息をするのも忘れるような美しい世界が広がっていました。
淡く柔らかな緑色に包まれた岬、そして海の青さ。
同じエリアの海でもその青さがくっきり違っていて吸い込まれそうな透明感と美しさでした。
日差しを浴びながらの遊歩道はアップダウンがあり暑さを感じるものの
谷に入ると海から風が吹け上がりひんやりと心地良い風が気持ち良くて最高でした。
遊歩道は時期によって開門閉門時間が変わるそう。
悪天候の日は閉門となりますのでご注意を。

ここからは時間と太陽を見ながら羊蹄山が見える場所を目指す。
「素敵な景色とバイク」の写真を撮る。
今回のツーリングの密かな裏テーマ。

海沿いの道から入ると、それらしき山容が見えるもののそこだけがどっぷりと雲がかかっている。
雲が流れることを期待し羊蹄山のぐるりと回るように走り続けると、
見る方向が変わったからかすこ〜しずつその山の形があらわに!

フーフー息をかけたら飛んでくくらいあとわずかな雲でしたが
ちょっとだけ山頂まで拝むことできてラッキーでした。
山好きにつきカッコいい山を見るとキュンキュンしてしまう。
そして登りたくなる。

だいぶ日も暮れてきたので、本日のお宿を目指します。
がそこへの道のりは
暗くなり始め霧まで出始めた中山峠のワインディングをひたすら走る。
車の通りも比較的多いので暗さはそこまで感じない。
暑いくらいだった日中とは違い肌寒い。
ああオーバーパンツが恋しい。
ふと手元を見てグリップヒーターがあることを思い出す。
急いでグリップヒーターをonにする。
じわりと手が温まるとだいぶ寒さも軽減しました。

札幌の街中からさらに北上。
賑やで明るい光に溢れていた札幌市内と変わり外灯もほとんどない真っ暗な高速道路を走る。
自分のバイクのヘッドライトや周囲を走る車のライトの明るさが頼り。
するとヘルメットにバチバチバチと何やら張り付いてきた
雨?
バイクを見ても水滴はついていない。
あとでバイクを降りてその正体が判明。
光を目掛けて小さな虫達が大集合し張り付いていたのです。
これがなかなかの大群ですので
シールドなどをさっと拭けるウエットティッシュは持っておくのがおすすめです。

夜ご飯を楽しみに黙々と走る。
この日夜は美唄名物「焼き鳥」の予定。
と言っても、
よくみる焼き鳥とはちょっと違っていて
一本の串の中にモツやモモなどいろんな部位を一串に集めた
一本で盛り合わせ気分が楽しめるであろう焼き鳥なんです。
モツなどが入った鶏めしというのもあるらしい。
お店はすでにチェック済み。
遅くまで営業しているのでその時間には間に合いそう。
美唄に到着し先にホテルにチェックインの手続き。
スタッフさんにお店の場所を聞いてみたところ
まさかの回答が・・・

「今日は定休日のところがほとんどなんです・・・」

言葉を失いました。
私の焼き鳥・・・。
私の夜ご飯・・・。

幸いなことにすぐ近くにコンビニがあり夜ご飯をゲットすることができました。
そのコンビニというのが、あのセイコーマートの系列店でセイコーマート商品が並べられており
パスタが何と151円!!、卵焼き149円と激安。
デザートのよもぎまんじゅうと合わせても500円弱。
しかも美味しかった。

【バイク輸送のご相談はBAS】
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焼き鳥は残念でしたがまたのお楽しみ。
おかげでいいお買い物ができました。
宿泊したホテルもきれいな上に
まさかのツインをシングルで使わせていただくことができました。
朝食付きで11,000円也。

翌日に向けてゆっくり休むことができました。

次回は北海道ツーリングDay2
富良野から稚内編
17年ぶりに名物女将のいるあの場所へ行きます。
どうぞお楽しみに!

北海道ツーリングDay1
柴田のお小遣い帳
ガソリン(新千歳空港) 1905円(レギュラー 168円/L)
生ウニ丼 3600円
ガソリン(札幌)1693円(166円/L)
あったか飲み物と三石羊羹 428円
宿泊費 11000円
夜ご飯 約500円(レシートがなくしてざっくり)

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