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冬こそ沖縄!!絶景・グルメを求め沖縄ツーリング3〜しばコラ〜

冬こそ沖縄!!バイクで渡れる島・絶景・グルメを求め沖縄ツーリング3

沖縄ツーリング2日目その2
恋の島から沖縄本島最北端へ

【恋の島神の島古宇利島】
海の中を走っているかのようなエメラルドグリーンの海が広がる古宇利大橋を渡り古宇利島へやってきました。
古宇利島は沖縄本島北部に位置し
2005年に国道58号線からつながる屋我地島との間に古宇利大橋が開通となり
沖縄本島からバイクや車で渡れる離島となったそう。
外周は約8km バイクであれば15分ほどでぐるりと一周できる距離です。
島の入り口には飲食店が集まるエリアがあり
さらに進んでいくと、
さとうきび畑が広がる高台へと上がり古宇利オーシャンタワーまで来ると、また島の入り口に戻ります。

CMで有名になったハートロックもこの古宇利島。
ティーヌ浜にあります。
透き通った海にニョキッとハートの形をした岩が二つ顔を出しています。
波による浸食でこのような形になったそうです。
潮の高さによってはこの岩まで歩ける時もあるみたいですが
この日は満ち満ちでしたので砂浜からの見学。
満ち潮の方がハート感がある気がします。

美しい海とハートロックを背景に
ウェディングドレスとタキシード姿のカップルがウェディングフォトの撮影もしていました。
ハートロックを背景にしたウェディングフォト。
ピッタリの場所ですよね♪
古宇利島は恋の島とも呼ばれています。
沖縄版 「アダムとイブ」のような言い伝えがあり、
「こうりじま」の語源が 「恋島(くいじま)」と言われていることから
古くから 「恋の島」「神の島」と言われているそう。
ウエディングドレスを着て歩くには少々傾斜のある道を下り高さのある石の階段を一歩一歩降りるとハートロックがすぐ目の前にあります。
思いのほか砂浜の幅は小さめ。
きな粉のような砂浜の色がとても美味しそうでした笑

【沖縄とウニ】

古宇利島でお昼ご飯を食べる計画にしていたので
事前にお店を調べていたところ
「ウニ」を売りにしているお店がいくつかみられてびっくり。
私の中ではウニといば北海道のイメージだったので
暖かい沖縄でウニが食べられると思わなかったのです。
「これは行かねば!!」
漁港が目の前にある 「しらさ食堂」へ。
ここで古宇利島のウニについて教えていただきました
お店の方によると、
現在古宇利島でウニは獲れておらず
今現在お店で出しているのは
古宇利島で獲れていたウニと同じ種類の外国産のウニを出しているそう。

そこで沖縄のウニについて
沖縄県のサイトにて公開されている報告書によると、
https://www.pref.okinawa.jp/fish/kenkyu/jigyohokoku-data/jihouh27/135-143.pdf

沖縄でかつて獲れていたウニは 「シラヒゲウニ」という種類
沖縄県で唯一食用として流通していたウニ。
このウニはインド-西部太平洋の熱帯域に分布し,
殻の大きさは10 cmに達する大型のウニで
礁池や内湾の浅瀬に生息し,特に海藻・海草類の多い海域に多
く生息する種類だそう。

シラヒゲウニの漁獲量について
沖縄県の農林水産部水産課に伺ったところ
2016年ごろから天然物が取れなくなり
禁漁というよりは獲るものがないという状況のようです。
沖縄だけでなくフィリピンや奄美でもウニが獲れなくなっているそうなのです。
環境なのか、獲りすぎなのかは原因は特定できていないとのこと。
現在では沖縄でウニの養殖も試みているところもあり
いつか沖縄産のウニが再び食べられる日を心待ちにしたいと思います。

静かなる聖地

「始まりの洞窟」
しらさ食堂から歩いていける距離のチグヌ浜に 「始まりの洞窟」があります。
「始まりの洞窟」は、
琉球人の祖となる男女2人が暮らしていたと言われ、
琉球神話における人類発祥の地といわれている場所です。
沖縄版のアダムとイブにあたる男女が暮らし子孫が増えていったという伝説があります。
とてもひっそりとした静かな場所です。
特別な施設などはありませんが道路の向かいには祠もあります。

【沖縄本島最北端の地へ】

古宇利島からはさらに北上し沖縄本島の最北端の地辺戸岬(へどみさき)を目指しました!
沖縄北部は車の通りも少なくスムーズに移動ができます。
辺戸岬は駐車場から遊歩道があります。
快晴日差し強し!
サングラスなしではいられない。
あのサングラスも大活躍でした。

辺戸岬に近くに来ると
道路の表記がクイナの飛び出しに注意と大きく道路に描かれています。
「鳥って飛ぶんじゃないの??」

と思っていたのですが
ヤンバルクイナは体重に比べて翼の面積が小さく、
翼を動かす筋肉も発達していないため、ほとんど飛ぶことができないそうです。
胸の筋肉より足の筋肉の方が発達しているのだとか。
だから飛び出し注意なんですね!!
希少なヤンバルクイナです。
気をつけて走りましょうね。

ヤンバルクイナには出会えなかったのですが・・・
辺戸岬から山側を見るととてつもなく大きな鳥が海を見つめていました。

「あれは一体??」
と、いうことで行ってみました。
大きな鳥への道は、民家の間を通るかなり細い道で傾斜もあり
対向車が来ないことが願いながら走りました。
外灯がないので明るいうちにお出かけください。
大きな鳥の正体は展望台です。
巨大ヤンバルクイナ像の胸から外を見ることができ
辺戸岬はもちろんのこと周辺の海を一望できます。
鳥の下にも展望台があります。
遮るものなく水平線がどこまでも広がり
柔らかな海風を感じながら穏やかにただただ海を見る。

いい時間でした。

つづく

今回の写真スポット

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