お役立ちコラム?column

バイク輸送で行く初めての九州ツーリングと山〜しばコラ〜

バイク輸送で行く初めての九州ツーリングと山

最終章

今回の旅最後のお宿は民宿清流
この民宿は以前イベントでご一緒した方に
「おすすめ!」
と教えていただいた場所
ここに泊まりたくて1日予定を伸ばしました。

久住山からこの民宿へは街中を通り抜けさらに山奥に進み静かなのどかな風景が広がる場所にありました。
ようやくたどり着くと
中から民宿の方と思われる方が出てきて
「バイクは屋根のあるところに入れな」
と、車の駐車エリアのその奥の倉庫に止めさせていただくことに。
ありがたい。

中に入ると
田舎の祖父母の家に帰ってきたかのような懐かしい雰囲気。
6畳の和室には小さなテーブルと座椅子と布団が置かれていました。
さらに1人用のソファーとテーブル
角部屋だったので
2方向は窓に囲まれそこからは近くの山と目の前を流れる川と紅葉を眺めることができました。
お風呂は宿泊の建物を出て隣にある檜のお風呂。
部屋ごとに貸切での使用。
お風呂が空くと民宿のご主人が呼びにきてお風呂へ。
1人でのんびりと体を温めました。

20時すぎから夕食の時間です。
この民宿のおすすめというのが食事なんです。
フランスのレストランや地元大分のレストランでも腕を磨いたという今のご主人が
祖父母の後を受けてこの民宿を営業しているそうです。
そのお料理は一品一品丁寧に作られたコース料理
盛り付けも美しくお皿もステキでした
そして美味!!
ご飯も土鍋で出され蓋を開けるとツヤッツヤのお米が!!
あまりの美味しさに土鍋ご飯も全て平らげてしまいました。
食事を終えたのは22時ごろ。

人生でこんなにゆっくり食事をしたのは初めて
普段の私はというと、
いつも急ぎ足で食事も食べるのが物凄く早い。
ここまでゆっくりが難しいけれどゆっくり食べると胃にも優しく穏やかな時間になるんですね。
次の食事が来るまでワクワクしながらのんびりと待つ。
その時間も含めて食事なんだなと
新たな食事の楽しみ方を知ることができました。

翌朝の朝食も
味噌汁にはカボスが浮かべられていました。
大分ではカボスを入れた味噌汁も飲まれるそうです。
太陽の光がたくさん入り込む居間での食事朝から幸せな時間になりました。

食事を終え部屋を出ると玄関には山装備のご夫婦が。
九州に山登りの旅に来たそうで
これから近くの祖母山へ登るとのこと。
初めて知った山だったので
チェックアウト後、祖母山に向かってみることに。
次の九州の山旅へ向けて下見です。
登山口へ行ってルートを見て
散策して1合目の滝を見てきました。

さあここからは九州旅ラストのツーリング熊本に戻り阿蘇へ向かいました!!
ミルクロード〜阿蘇パノラマライン〜阿蘇山公園道路で阿蘇山へ。
その途中ライダーの方も多く訪れるという大観峯へ寄り道。
ミルクロードは九州初日から何度となく通った道でいつも大観峯の看板を見ていたので
絶対に行こうと思っていました。
バイクだけでなく車や観光客の方も多く訪れ駐車場もひっきりなしに出入りし
海外の方も多かったです。
大観峯からの眺望は阿蘇の山々がぐっと近くにみえ眼下には阿蘇の町が広がっていました。
ここから阿蘇五岳の眺めは、仏の涅槃像にたとえられているそう。

ミルクロードを走り街におり、
阿蘇パノラマラインに入る手前では農道に迷い込んでしまったのですが
そこからもゴツゴツとした岩肌をあらわにした山を目の前にしてその迫力にゾクゾクしました。
大人しくナビに頼り
阿蘇山公園道路へ
ここに入るとまた異世界が広がっていました。
バイクを止めて
まずは噴煙が上がる中岳の火口へ
呼吸するかのように噴煙が高くなったり低くなったりしていました。
こんなに目の前で見られるとは・・・。
生物を寄せ付けないむ岩肌むき出しの山から
走ってきた道路の方に目を向けると、
雄大広がる荒涼とした土地の中を道が一本緩やかにカーブを描いている
その中を小さく見える車が行き来してました。
何という言葉を当てはめたらいいのかわからない。

そのとき思ったのは
日本にもこんな景色があるんだ・・・。
西部劇に出てきそうな景色にも思えました。
初めての阿蘇。
想像以上の姿でした。

興奮で胸のドキドキが止まらない中
山を降りなんとなく来た道を走ってきたつもりが
また迷う。
そのとき通りかかった地元の方が親切に地図を書いてくださり
おかげさまで
バイクを預ける運送会社までたどり着くことができました。
あの時の親切な方ありがとうございました。

九州の景色も山も道も最高でした。
ワインディングもタイトすぎずすごく走りやすい。
そしてこんなにクネクネ道が長く続くところは初めてでした。
まだまだ知らない道や町がたくさんですね。

熊本空港からタクシーで20分ほどのところにある
デポ地にバイクを預け
ここで相棒のCBとはお別れ。
自宅での再会を待ちます。
そして私は熊本空港でのんびりして
飛行機で帰宅。

BASのバイク輸送を使うことで現地での時間をたっぷり使うことができたし
人間は飛行機でひとっ飛びで移動や体力的にも楽でした。

九州ってすごく遠いイメージでしたが
輸送&飛行機移動を使うことによって九州が近く感じられ
行動範囲がさらに広がりました
便利な世の中に感謝。

今年も行けたらいいなと思いながら
地図を眺める日々。
遠出のツーリングにぜひBASのバイク輸送も選択肢に入れてみてくださいね。

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