お役立ちコラム?column
~北海道ツーリング2025夏その1 北海道の希少な魚を食べにゆく~しばコラ
北海道ツーリング2025夏その1 北海道の希少な魚を食べにゆく
今年も北海道に行くことができました!!
最大の目的は2りんかん祭り北海道。
2りんかん祭りが開催される上川町へ向けて、
じわじわ北上しながらのツーリングになりました。
北海道上陸初日。
まず向かったのは鵡川。
ちょうどこの日の宿泊地へ向かう方向だったので、
「久しぶりに北海道のししゃもが食べたい!」
ということで、
鵡川にやってきました。
ししゃもと言っても、
よくスーパーで売っている
あの魚ではありません。
スーパーでよく見かけるししゃもは、
カラフトシシャモ(英名:カペリン)という別の種類の魚。
北海道のししゃもは、
北海道の太平洋沿岸だけに生息する日本固有の希少な魚です。
初めて食べたとき、
その美味しさに感激して
お土産で買ったりしていたのですが、
鵡川に行くのは
実は今回が初めて。
ししゃもの町・鵡川でししゃもを食べたい。
それは、かねてからの願いでした。
ということで、やってきたのは
カネダイ大野商店
ししゃもの加工・販売を行なっていて、
店内で焼いて食べることができます。
ししゃもの漁期は10月から11月半ばくらいで、
この時期は生のししゃもの刺身も食べられるそう。
お店の軒先には、ずらりと並んで干された
ししゃもの「すだれ干し」が、ししゃもの季節の風物詩となっているのだとか。
いつかは刺身を食べてみたい。
ですが、
今回はまだ漁期ではないので、
干して冷凍されたししゃもを焼いていただきました。
鵡川では、今年で3年連続となるししゃもの休漁が決まったそう。
資源を守るための休漁で、
鵡川で加工されているししゃもは、北海道の太平洋で獲れたものとのこと。
それだけ貴重なお魚になっているようです。
ありがたくいただきます。
メスとオスの食べ比べもしました。
見分け方は尾びれで、
尾びれが大きいのがオス。
卵の食感が楽しいのがメス。
身の味をしっかり堪能できるのがオス。
私はオスの方が好きです。
よりししゃもの旨みを感じられました。
ししゃもの町として有名な鵡川には、
もうひとつ有名なものがあります。
それは恐竜。
むかわ町では、全長約8メートル、頭部を含む全身の約80%の恐竜化石が発見され、
その大きさは日本最大級の全身骨格なのだそう。
その後の発掘や調査により、
2019年に新属新種と認められ、
「カムイサウルス・ジャポニクス」という学名が命名されました。
通称
「むかわ竜」と呼ばれているそうです。
現在、町にある施設では
全身の実物化石を展示できる広さがないため(実物の一部のみ展示)、
カムイサウルスなどを展示するための新館が建設中とのこと。
全身骨格の化石が見られる日が楽しみです。
その代わりに、、、
恐竜焼きをおやつに買いに行きました。
ししゃも屋さんから5分ほどのところにある「いっぷく堂」。
恐竜焼きのほか、たい焼きや、季節によっては栗あん入りのししゃも焼きも販売されるそうです。
クリームやあんこなどの味がある恐竜焼き。
迷わずあんこを選びました。
ふわっふわの生地の中にたっぷりのあん。
ぺろりと美味しくいただきました。
いっぷく堂さんの店内では、めんつゆも販売されていて、
こちらもお土産におすすめだそうですよ。
駐車場では、
私の他県ナンバーを見て
びっくりされたものの、
「気をつけて走るんだよー」
と温かく声をかけてくださいました。
そういえば、ししゃも屋さんでは
「道路を走るときは、特に鹿に気をつけて」
と言われました。
その後、
その言葉をじっくり噛みしめることになります。
つづく。