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~北海道ツーリング2025夏 最終章 上川町の自然を満喫~しばコラ~

北海道ツーリング2025夏 最終章 上川町の自然を満喫

2りんかん祭り北海道へ向けて
ちょっと早めに北海道に上陸しツーリングを楽しんだ5日間。
せっかく行くならバイクも山も楽しみたい!!

という予定も、
不安定な空模様でなかなか予定通りに行かなかったのですが
わずかな天気のいい時間を狙い
十勝岳から予定変更し旭川を越えて上川町へ。
黒岳に向かってひたすら走り、
黒岳への入り口となる黒岳ロープウェイの乗り場に到着しました。

黒岳ロープウェイ&リフト
https://www.rinyu.co.jp/kurodake/

駐車場にはバイク置き場もあり、
サイドスタンドが沈み込まないように木製の板も用意されていました。
とてもありがたいです。

ロープウェイからリフトに乗り継ぐと雲の隙間から黒岳の頂上らしき姿が!!
「良いお天気のうちに登りたい!!」
はやる気持ちを押さえてリフトに揺られていました。
7合目登山口に到着。
7合目と5合目には散策路もあり黒岳の自然を楽しむことができます。
この日は山開きしてまだ数日とのこと。
注意書きにはクマの目撃情報が書かれていて、
そこには山開きから毎日熊の目撃情報が記載されていました。

熊鈴3個をザックにぶら下げ、ドキドキしながら一歩踏み出しました。
人のいないところでは音楽を流したり、
とにかく熊に会わないようにしながら登りました。
ところどころで近くにいるのか?いた痕跡なのか?
それまでになかった獣臭がして、
手を叩いたり音を出して
「何かいるよ」と必死でアピール。
幸いこの日は学生さんの登山があったり人がたくさんいたので、
熊に出会うことなく上り下りできました。

登山は7合目からではありましたが、
しっかりと足を上げるような急な登りもあり、
登りごたえがありました。
途中振り返ると
緑の木々に埋め尽くされた森が広がり、
その姿は神聖な雰囲気。
まさにカムイの森。
アイヌ語で 「神々の森」という意味だそう。

頂上につくと風が抜け強い風が吹いていました。
その風によって雲に覆われていた頂上も、
一瞬だけ黒岳のその先まで姿を見せてくれて、
まだ雪の残るゼブラ状の山々の姿も見ることができ感激でした。
これが大雪山の山々!!
初めて見る大雪山の山々。
急ぎ足で流れる雲もあってか、
より神秘的な雰囲気が感じられました。

頂上では初めてコマクサを見ることもできました。
コマクサは高山植物の女王とも言われているそう。
鮮やかに可憐に咲く姿は孤高の女王のようでした。

頂上で岩陰に隠れて風を凌ぎながらお昼ご飯。
かなり風が強く体が冷えてしまう前に下山しました。
ロープウェイの乗り口まで戻ると、
鹿さんたちがお食事中でした。

ロープウェイの乗り口には、
上川町とパートナーシップを結ぶ
アウトドアメーカー・コロンビアさんのカフェがあったのですが、
お腹がいっぱいで立ち寄れず・・・。

また次の楽しみにしておきます。

下山後はこの日宿泊する層雲峡温泉のお宿へ。
お風呂はとろみのある柔らかいお湯で体がよく温まりました。
お風呂に入りながらコインランドリーでお洗濯。
ここではお洗濯する方が多く争奪戦となっていました。
一番乗りでよかった。

翌朝は、
近くのホテルのベーカリーカフェ
Taisetsu Bakery Cafe&Barで朝食ののち、
上川町の風景を楽しむスポット巡りをしました。

【Taisetsu Bakery Cafe&Bar】
https://taisetsubakery.com/

とても素敵な雰囲気のカフェでパンもコーヒーも美味しくいただきました。
ちょっと高級そうなホテルでしたが、
駐車場のスタッフさんとバイクの話をしたりして
憩いのひと時を過ごすことができました。
次来るときは泊まってみたいです。

【層雲峡】
大雪山の噴火により流れ出た溶岩が冷え固まり、
石狩川の流れで侵食され出来上がった景観。
柱状節理の断崖絶壁が約24㎞にわたって続く峡谷となっています。

絶壁の間を流れる銀河の滝と流星の滝、二つの滝の姿を見ることができる
双瀑台へ。
黒岳に劣らない急登でした。
この展望台は実は2段階あり、
最初の展望台でホッとしたのも束の間、
その先があることがわかり、
せっかくなのでさらに上へ上がり滝と同じ高さへ。
滝と目線が合いました!!
登る人が少なかったので熊鈴を持ってきてよかったです。

【北海道アイスパビリオン】
https://www.icepavilion.com/

一年中マイナス20℃に保たれ、いつでも北海道の冬が体感できる施設。
明治35年に上川町で記録した
日本最低気温マイナス41℃も体験できます。
濡れたタオル、軍手、上着を渡され館内へ。
濡れたタオルを振り回すと・・・
数秒でパリッと凍ってしまいます。

マイナス41℃の部屋では10秒ほど、
マイナス41℃の冷気を浴びることができます。
息ができない冷たさです。
この寒さは滅多にない経験。
ぜひ体感してみてください。
近年上川町でも夏は湿気があったり暑さがあるそうなので、
暑い夏場こそおすすめの施設です。

【大雪高原旭ヶ丘・森のガーデン】
「とにかく眺望がいい!!」
と教えていただいた場所。
ここに行くまでの道もとても気持ちの良い道でした。
遮るものなく大雪山の山々を一望することができます。
実は最初に訪れた日は曇りだったため、
翌日2りんかん祭りの後にもう一度行きました。
雲は少しかかっていましたが、
青空の下大雪山の山々の眺望を独り占めしてきました。

【北海道ラストのグルメ】
北海道を離れる前にどうしても食べたかったもの。
「お寿司」
人気回転寿司屋に向かったものの数時間待ち・・・。
別の回転寿司のお店にラストオーダー前にギリギリ間に合い、
食べることができました。
北海道に来たら
ホッキ貝、つぶ貝、ホッケ、ニシン。
これは絶対に食べます。

ホッキ貝の食感が違うんです!!
生のホッケ、これもまたなかなか食べられません。

書きながらあの味を思い出してしまいました。
あーまた食べたい。

最後の最後までしっかり満喫して、
北海道を後にしました。

次の北海道行きは、
こっそり冬に行く予定。
楽しみすぎるアクティビティにチャレンジする予定。
予約が取れますように・・・。