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バイクライフの幕開けは免許選びから!自分に適した免許を取得しよう

あこがれの車両、乗りたいバイクがある!バイクで走ってみたい場所を見つけた!
バイクライフをスタートさせるには、まず免許が必要です。バイクに必要な二輪免許には、車の免許とは違って「普通免許」というものはありませんので、希望のバイクや用途に合わせて取得する免許の種類を選ばなくてはなりません。用途が決まっていれば早い話ですが、漠然と「バイクに乗りたい!」という方や優柔不断な方々にとって、この選択は難しいものです。
まずは排気量が小さいものから乗り始めたらいいのか、いきなり大型二輪免許に挑戦して乗れる車両の幅を増やしておくのがいいのか…。迷わずに今の自分に合った二輪免許を取得できるように、バイク免許の種類を今一度おさらいしておきましょう!
原付免許
原付には一種と二種という二つの区分がありますが、この免許で運転が可能なのは50cc以下の原動機付自転車(原付一種)になります。
原付一種の車両は、以下のような特徴があります。
・法定速度が30km/h
・二段階右折が必要
・第一通行帯通行義務
・タンデム(二人乗り)走行不可
原付一種は、普通車免許や他の二輪免許があれば乗ることができる車両です。「結局もっと排気量の大きな車両に乗りたくなるのだったら免許取得が二度手間になって面倒!」という方は、原付免許をスキップしてもう少し上の免許にチャレンジしてみるのがよさそう。
とはいっても、原付免許は学科試験と合格後に三時間の実技講習を受講するだけで取得することができるので、バイクへの最初のステップとして気軽に挑戦してみるのもいいかもしれません。通勤通学で必要な交通手段としても、手っ取り早く取得・乗車が可能なのがこの原付免許です。
小型限定普通二輪免許(AT限定含む)
先ほど紹介した原付二種に乗車するにはこの免許が必要となります。排気量が125cc以下のバイクを運転できる免許です。
教習所に通わない直接受験が可能。その場合は、運転免許試験場での一発受験(適性検査・学科試験・技能試験)合格後に、取得時講習と応急救護講習を受ける必要があります。
教習所を利用した場合、卒業検定に合格していれば、運転免許試験場での技能試験が免除となります。
また、普通免許を所持している場合は学科教習が大幅にカットされます。
普通二輪免許(AT限定含む)
排気量400cc以下の車両を運転できる免許です。高速道路の走行が可能となるのは125cc以上の車両からとなりますので、高速道路でスピードを感じながらバイクを楽しみたいというイメージを持っている方はこの免許が必須になります!
普通二輪免許の取得については、小型限定普通二輪免許と同様の流れで免許交付まで至るイメージです。ということで独学からの一発試験も可能…なのですが、よっぽどバイクの運転に自信があるだとか、人から学ぶことが蕁麻疹が出るほど嫌いだという方以外は、教習所に通ってから試験に臨むことをおすすめします。学科試験はまだしも、車両が大きければ大きいほど取り回しが難しくなりますし、技能試験の練習を個人で行うのにも限界がありますからね…。
普通自動車免許を所持していれば、受けなければならない学科教習や技能教習が減り、教習所内での効果測定や学科試験が免除されるため、スムーズな免許取得への道が開けます。
大型二輪免許(AT限定含む)
排気量400cc以上の車両が運転可能になり、免許取得可能年齢が18歳~という縛りはあるものの、好きな車両に制限なく乗ることができる大型二輪免許。
バイクの免許の最上位というだけあって、いきなりこの免許にチャレンジするのはしり込みしてしまいます。排気量が大きくなればなるほど、車体や重さも大きなマシンが増えますので、これより小さい排気量の車両でバイクの扱い方を身につけてからの取得だと、不安も抑えられるかと思います。いきなり大きなバイクで失敗して、トラウマになってしまったら…と心配になるくらいだったら、段階的にバイク慣れしていくのが賢い方法ではないでしょうか。
そして他の免許と同じく、大型二輪免許を取得する際は普通自動車免許のほか、普通二輪免許を所持していると時間と費用の短縮になります。ですので、段階を踏んで大型二輪免許に挑戦するための土壌は整っている…!といった感じですね。
大型二輪免許も教習所に通わない一発受験が認められているのですが、これはもはや、段階を踏んできた人にのみ認められた受験の形なのではないか…とも思えてきます。長年普通二輪免許でバイクを乗り回してきたベテランライダーなら、何時間もバイク技能のために教習を受ける必要はないですもんね。
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ライダーの登竜門、二輪免許取得
いかがでしたでしょうか。
バイクの免許には大きく分けて4つの区分があり、原付免許以外はAT限定にするかどうかも選ぶことができます。乗りたい車両に合わせて免許を選択するのが一番ですが、個人の適性や年齢、費用、教習に割ける時間数を考えて免許を選ぶことも必要になってくるでしょう。段階的に免許取得を目指すという方は、自分のこれからのバイク人生の計画を立ててみるのもいいかもしれません!
また、各バイクメーカーや販売店が免許取得費用サポートのキャンペーンを開催していることもあります!これから免許を取るという方は費用削減の裏技として活用してくださいね。
バイクの種類はものすごく多いですし、運命の車両を探していたら命が尽きてしまうなんてことも考えられます。とりあえず免許を取って、自分が運転できる車両の中から選んで乗りはじめてみるというバイクライフの幕開けも、なかなか冒険心がくすぐられますよ!限られた人生の時間を有意義に使用していきましょう。
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