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バイクを車検に出す前に準備をしておこう!
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みなさんは、2年に1度訪れるバイクの車検を、どういった方法で行いますか。業者に任せる人が多いと思いますが、自分で整備を行い、検査だけ国にお願いするという方法もあります。ここでは、それぞれの方法について詳しくご案内します。
ユーザー車検と認証車検の違い
まず車検制度について説明します。正式には、「自動車検査登録制度」といい、保安基準に適合しているかを確認する検査です。日本では1951年に義務化されました。通常バイクの車検は、陸運支局で行います。
「ユーザー車検」は、ユーザーの責任のもと整備し、陸運支局に持ち込んで検査を受ける方法で、認証車検は民間工場が整備を行い、陸運支局での車検を代行する方法です。
ユーザー車検と認証車検それぞれのメリット、デメリット
車検に合格するためには、排気音、メーターの作動、ライトやウインカーなどのランプ類の作動、フォーンの作動、ブレーキの制動、そのほかパーツ類の取り付け具合などがチェックされます。
ユーザー車検は、自身で整備し、国の検査を受けます。以前は検査に必要な書類の記入方法が複雑でしたが、現在は簡略化されているため、多くのライダーがこの制度を利用しています。
整備だけを業者に委ねてもよいですが、整備も自分で行うことで圧倒的にコストが削減できます。デメリットとして、バイクの知識がない人が整備した場合、整備不良で車検に合格しない場合があります。
認証車検は、プロが整備をする安心感を得られることと、自ら車検場に出向かずにすむことがメリットです。ただし、業者に任せている分、ユーザー車検に比べると割高になります。
ユーザー車検と認証車検の手順
ユーザー車検と認証車検、それぞれの手順について下記でご説明します。
ユーザー車検の手順
ユーザー車検を受けるためには、まず陸運支局にインターネットで予約を取ります。予約は検査日の2週間前から受け付けています。当日でも空きがあれば、午前のラウンドは8時まで、午後のラウンドは12時まで受け付けてくれます。
陸運支局に到着したら、用紙販売窓口で、自動車検査票、自動車重量税納付書、継続検査申請書を入手し、見本のとおりに必要事項を記載します。次に、自動車重量税と検査手数料分の印紙を購入して、それぞれの用紙に貼り付けます。
書類の手続きが終わったら、予約番号を告げて、ユーザー車検受付窓口に書類一式を提出します。不備がなければ、検査コースに向かいます。すべての検査に合格したら、書類一式を車検証交付窓口へ提出します。最後に新しい車検証と有効期限のステッカーが交付され、無事終了です。
認証車検の手順
自動車検査証、自動車損害賠償責任保険証明書、自動車税納税証明書を用意して業者にバイクを預ければOKです。あとは、あなたに代わって整備と車検を代行してくれます。
自分で行うか、業者に委ねるか、車検の取得方法は選択できます。上記を参考にしてあなたにあった方法で、バイクの車検方法を選択してください。
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