お役立ちコラム?column

ナイトツーリングで煩悩浄化ツアー!

夜のツーリング

  たまの休日はツーリングでどこかに出かけたいけれど、道中の渋滞や人混みが苦手であきらめてしまう…。コロナウイルスが蔓延した昨今、こういった悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。そういった方におすすめしたいのが、ナイトツーリングです!

  ナイトツーリングとはその名の通り、夜間に行うツーリングのことを指します。夜に走る道はたとえ近所でも異世界に来たような感覚になって、なんだかワクワクしますよね。日常や俗世から離れて、心をリラックスさせる効果もあるのではないでしょうか。

  しかし、何といっても夜ですから、昼に人気なツーリングスポットやお店、大きな観光施設はほとんどがしまっています。また、目的地を決めずにただただバイクを走らせてしまうと、気付いたら朝陽が出てきたり、無心の県跨ぎで想定の何倍も遠くに来てしまったりしかねません。ですので、ナイトツーリングはあらかじめしっかりと予定を立てて実行することが必要です。

どこを目的地にする?

夜といえば!の夜景スポット

  夜といったらやっぱり夜景!定番の海ほたるで東京湾のロマンチックな夜景を眺めるのもいいですね。海ほたるの中には24時間営業している蕎麦屋やコンビニ、屋内の無料休憩所といった施設のほか、屋外には展望デッキや記念撮影用のフォトスポットも用意されています。

  都内であれば、レインボーブリッジや東京タワーなど数多くの夜景スポットがひしめく港区を走行するのがおすすめです。「THE東京」を感じられる都市型夜景を眺めながら、自分もその夜景の一部となるという素敵な体験をすることができます。また、バイクから降りて六本木ヒルズや東京タワーの展望台にのぼってみたり、毛利庭園やお台場海浜公園などを散歩してみるのもよさそう!品川埠頭は、バイクから降りずにゆったりと夜景を楽しめる狙い目スポットです。

  また、新日本三大夜景のひとつである山梨県の「笛吹川フルーツ公園」は、甲府盆地の大パノラマが臨めるだけでなく、天気が良ければ夜の富士山まで見ることができてしまいます。公園内には夜景を見ながら入浴することができる温泉施設もありますし、早朝から営業しているほったらかし温泉(車で約5分)でも「夜景×温泉」のコラボレーションを味わうことができます。そしてフルーツ公園で夜景を楽しんだ帰り道は、甲府盆地斜面の果樹園地帯を走るフルーツラインを通って、バイクに乗りながら流れゆく夜景を別角度からも味わい尽くしましょう。

工場夜景スポット

  昨今人気を集めている工場夜景!遠くから夜景を楽しむだけでなく、実際に小回りが利くバイクで工場を近くから眺めることで、よりリアルな工場地帯の質感を感じることができます。京浜工業地帯のなかでも川崎区は屈指の工場夜景スポットで、工場地帯の中を貫く首都高速川崎線や浮島の工場群の中を走行すると、まるで宇宙空間に迷い込んだかのような感覚を味わうことができるでしょう。川崎マリエンのタワー棟には展望室も設置してありますが、バイクならではの工場夜景の楽しみ方を極めるのもナイトツーリングの醍醐味ではないでしょうか。
  なお工場地帯を走行する際には、大型車や通行禁止の区域に注意してください。

【バイク輸送のご相談はBAS】
ツーリングにも利用できる?BAS 料金検索<デポtoデポ>

空港の展望デッキ

  滑走路と飛行機がなす美しい夜景を見ることができる空港は、無料で展望デッキを開放しているところが多いため、ナイトツーリングにぴったりのスポットです。羽田空港には第1~3ターミナルで個別に展望デッキが設置されており、それぞれ東京方面・横浜方面・東京湾の夜景が望めます。一地点で三度おいしいとはまさにこのこと!ターミナルのライトアップと誘導灯、美しい都市の夜景をバックに遠くまで広がる滑走路を拝みながら、俗世から離れた妄想に浸りましょう。

レトロ自販機コーナー

  昭和の時代に使われていた、麺類やハンバーガー、お弁当といった商品を販売するレトロな自動販売機。コンビニやファストフード店の出現による利用者の減少などからどんどん数を減らし、街中ではほとんど見かけなくなってしまいました。

  しかしこの文化をなくすまいと、令和となった現代でもレトロ自販機を守り抜き、営業を続けているレトロ自動販売機コーナーは日本各地にまだまだ存在しているのです。自動販売機なので、夜に行っても安心!ナイトツーリングで消費したカロリーをここでしっかり補給しましょう。

  レトロ自販機の聖地として有名な神奈川県相模原市の「中古タイヤ市場相模原店」のほか、群馬県藤岡市の「ドライブイン七輿」千葉県香取市の「24丸昇」ではオートスナックだけでなくレトロゲーム機を集めたゲームセンターも設置されています。ナイトツーリングでお近くのレトロ自販機スポットを訪れて、深夜のタイムスリップを体験してみましょう。

冒険心をくすぐる夜道は危険がいっぱい

  ナイトツーリングの計画を立てるだけでワクワクが止まりませんが、ここで一旦はやる気持ちをどうにか抑えて、ナイトツーリングの注意点を確認しましょう!
   夜間の走行は、昼間よりも特別な楽しさやスリルを感じられるのと同じだけ、危険も多く含んでいることを覚えておきたいですね。

  まず「ナイトツーリング」ですので、第一に夜間運転をする際に気を付けるポイントをしっかり押さえておく必要があります。夜道は暗く視界も悪くなるため、安全確認がしづらいですよね。また、周りの景色が見えにくい夜間は、自身が出しているスピードを正確に判断することが難しくなるため、スピードの超過が起こりやすいとされています。交通量も少なくなるので、開放感と好奇心から爆走運転をしてしまわないように気持ちを落ち着けて走行しましょう。

  そしてナイトツーリングでは、初めて通る道や山道を走行することもあるため、道迷いにも細心の注意を払っておく必要があります。走行の目印としていた建物が世闇に紛れて見つからなかったり、気付かぬうちに獣道などの危険な道に迷いこんでしまったりした場合にパニックに陥ることのないよう、常に自分の位置情報を把握しながら走行することが大切です。
事前に走行するルートを決めておくことはもちろん、不安な方は休憩を多めにとってこまめにルートを確認するのがよいでしょう。目的地が遠方になる場合は特に、長時間運転による疲労や眠気への対策を心がけることも忘れないようにしてください。

  また、住宅地などを通行する場合には、騒音問題に細心の注意を払うよう心がけることがナイトツーリングの鉄則です。その他、野生動物の飛び出しや、各地域に存在する”暴走する方々”に絡まれる危険性などを踏まえ、万全の対策をとったうえでナイトツーリングに臨むようにしましょう。あなたの安全を守れるのは、あなた自身なのです。

ナイトツーリングで気分転換!!

  危険はいろいろあるものの、だからこそライダーの心をくすぐるナイトツーリング。このスリルと冒険っぽさが、ナイトツーリングの醍醐味でもあるのかもしれません。安全に夜の走行を楽しんで、日常から離れた感覚を堪能しましょう!

【バイク輸送のご相談はBAS】
日本各地のツーリングにBAS 料金検索<デポtoデポ>