スクータークロスって知ってますか？| バイク輸送はBAS

スクーターでモトクロス？？？

街中でいつも見かけるスクーター。50ccからビッグバイクのような排気量までさまざまなバリエーションがあって、手軽に乗れるスクーターを所有しているライダーも多いのではないでしょうか？　身近な存在のスクーターは、ちょっとしたお買物に行ったり、通勤・通学で使ったり、たまにツーリングに出掛けるといったような使い方をされているパターンが多いですよね。

そんな実用的でもあるスクーターは、実はオフロードもそこそこ走れちゃうんです！　純正のオンロードタイヤのままでも、乾いたオフロードなら適度な冒険心を刺激されるほど、リヤタイヤを右に左に滑らせながらエキサイティングに走れます。もちろん、オフロード路面に適したブロックタイヤに交換したほうが、より楽しく走れるのでおすすめでもありますけど。

そんな普段使いのスクーターでモトクロスコースを激走するスポーツ（？）があるんです。その名も「スクータークロス」！　この「スクータークロス」とはスクーターとモトクロスを掛け合わせてできた造語なんです。「スクータークロス」は、現在、東日本と西日本に分かれて、それぞれ１年に２回ほど開催されています。

「スクータークロス」は、どこで開催されているのか？

東日本でのレース開催場所は、千葉県富津市のモトクロスコース「富津ＳＳランド」のミニコースです。ミニコースといえども、モトクロス選手を目指す本気のキッズや全日本モトクロス選手たちも練習に訪れる本格的なコースです。もちろんジャンプありバンクありフープスありで、とてもエキサイティングなコースです。

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西日本のレース開催場所は、大阪府長野河内市のモトクロス＆エンデューロコースである「プラザ阪下」です。ここでも選手権レースやエンデューロ選手権などの公式大会が開催されているような本格的なコースで、スクーターにとっても広いコース幅で走りやすい会場です。

スクーターと少しの装備が有れば、参加できるぞ

このスクータークロスに参加するには、まずはスクーターを用意しなければなりません。でも、どんな遊びなのかもわかないレースにいきなりスクーターを購入する（お金をつぎ込む）というのは勇気が必要です。そこでまずは、見学から始めるのもアリです！　もちろん、見学だけでも大歓迎してくれるので、最初は裏のメインイベントであるＢＢＱ（お昼ごはんは会費制のＢＢＱで、見学者も含めて全員強制参加！　笑）に参加してみるだけでもＯＫ！　その時に練習走行やレースの雰囲気を見て、参加したくなったら、主催者や周りの人たちに声を掛けるだけで、すぐに仲間入りできます！（笑）　当日、車両に余裕がある場合なら、試乗をかねて（？）途中からいきなりレースに参加することも可能デス！（もちろん参加費は必要。それと装備も！）

最初からスクーターを準備できるのであれば、タイヤをブロックタイヤに換えるだけです。ライダーの装備品は、いつも使っているオンロード用フルフェイスでＯＫだし（実際にオンロード用フルフェイスを使っている人も多数います！）、プロテクターもオンロード用でＯＫ。ウエアはトレーナーとジーパン（プロテクターは必須です！）でも問題ないですし。足下のシューズ類は、最低限くるぶしが隠れるくらいのハイカットでもオンロード用ブーツでも走れます。要は、大人の遊びとして「ケガと弁当は自分持ち！」というスタンスを理解できる人であれば参加資格は充分アリです。

まずは、気軽に楽しみましょう！

東日本のレースではＴＢＳラジオさんが取材にきたり、西日本のレースではテレビのバイク番組さんが取材にきたりと、みなさんの知らない水面下で徐々に認知されてきています（笑）。スクータークロスを始めるなら、あまりメジャーになる前に、そう、今が始めるチャンスですよ！　自粛期間が解禁されたら、ボロボロでもいいので、手頃な中古のスクーターをＢＢＢで探してスクータークロス参加してみましょう！　あっ、もちろん自分も参加してますので、一緒にレースしましょう！

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