お役立ちコラム?column

北海道ツーリングは、ハマる!

ツーリングの相棒
MVX250F風魔プラスワンの通称・ズタ袋に荷物を満載し、当時、高価で買えなかったタンクバックの代わりにデイバッグをタンクにくくり付けている。

ツーリングライダーの「憧れの地」とされている北海道。“一度行ったら虜になる”とまで言われている通り、自分も北海道ツーリングに(今でも)どっぷりとはまっているライダーのひとりだ。

渡道する移動時間がネック

北海道ツーリングに最初に行ったのは1986年8月の夏休み。バイトのシフトを工面して、ようやくとれた本当の夏休み(笑)に念願の北海道ツーリングを実行した。憧れの北海道の魅力を堪能するためにゆっくりとした日程で道内を回りたかったのだが、取れた休みがたったの1週間! この短い時間の中でどうやって北海道を満喫しようかと考えたとき、まずは北海道へ渡る方法について悩むことになった。なぜなら、自分の住む関東圏から北海道に渡るためには直線距離で700〜800km移動する必要があるからだ。この大移動を早く済ませて、限られた時間の中でいかに道内での時間を多く取る事ができるかが最大の課題となった。

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現在であれば、BASを利用してあらかじめ自宅から道内のデポにバイクを送ってライダーは最短時間で移動できる飛行機で渡道するという効率の良い方法もあるのだが…。むろん、当時はそのようなサービスは無く純粋に道内をたっぷり楽しみたいライダーにとって、どうしても渡道する移動時間がネックとなっていた。

「モト・トレイン」のパンフレット

1986年に行った北海道ツーリングの資料の中に入っていた「モト・トレイン」のパンフレット。恐らく、この年のパンフレットだと思われるもの。「モト・トレイン」は、急行・八甲田号に3段式B寝台車1両とマニ50のバイク積込み専用車両2両が併結されていた。「モト・トレイン」パンフレットの裏面

やっぱり、自走が早いと思うのだが…

北海道へ渡るための定番といえば有明(東京)からのフェリー、片道約24時間もかかってしい現地での滞在時間が丸2日も減ってしまいもったいない…。そこで、時間短縮できる一番の方法は自走。つまり高速道路(一般道を走るツワモノもいたが…)を青森まで一気に走りフェリーで函館に渡る方法だ。これなら、自分の走り方(休憩の取り方とかデス…)次第で時間短縮が可能だ。

しかし、当時乗っていたマシンがMVX250Fという2ストマシンであったため、高速道路をひたすら何時間も高速度で走り続けるには一抹の不安(当時のMVXをご存知の方なら、この心情を分かっていただけると思うが…)があり没に…。

そこでちょっと鉄分の多い自分が思いついたのが、この年から当時の国鉄(現・JR東日本)が運行を始めた「モト・トレイン」。これは、バイクとライダーを同じ列車で上野駅から函館駅まで運んでくれるというなんとも画期的な夏季限定の夜行急行列車として運行されたもの。ライダーは3段式B寝台、バイクは荷物車を改造した屋根付きの専用貨物車に乗せるという前代未聞のユニークで楽しい編成の列車であり、鉄道ファンも珍しがって上野駅のホームに観に来ていたような記憶もある。

「モト・トレイン」でツーリングに行こう

「モト・トレイン」の行程は夜9時過ぎに上野駅を出発、翌午前中に青森駅に到着しライダーは徒歩で青函連絡船に乗り込む。バイクは、貨物車に積まれたまま青函連絡船に積込まれる。そして、午後2時くらいに函館駅の荷物用ホーム(?)でバイクを受け取るというもので、フェリーよりも所要時間がだんぜん短く渡道する事ができた。さらに料金も良心的で、バイク1台とライダー1人で20,000円(当時、消費税はなかった)という破格の設定(個人的な感想デス。寝台車に乗れて、函館までバイクと一緒に移動できるなんて夢のような列車でしたから!)だった。これならば移動中に寝て、函館に着いた瞬間からツーリングに出発できるため、時間とお金の効率が一番良いと思い、主要駅にしかない“駅の旅行センター”で「モト・トレイン」の切符を購入した。

この時はまだ「モト・トレイン」の認知度や利便性が理解されていなかったようで、北海道ツーリングへの出発予定日が1週間を切っていたにも関わらず、すんなりと切符を購入できた(ちなみに、翌年以降は大人気となり特に8月のお盆時期の乗車券はプラチナチケットとなった!)。

テントでの宿泊

お世話になった2人組。キャンプの写真を撮る事を忘れていて、テント撤収中に急いで撮った一枚。RZ250RとGB250クラブマンの2人組、今でもバイクに乗っているのかなぁ

ツーリングの宿はバス停

初めての北海道ツーリングの最初の宿は、往路の「モト・トレイン」で隣の席になって意気投合した男子2人組のテント(ここに居候させてもらった)。もともと、今回の北海道ツーリングでの宿泊は基本的に無人駅やバス停を利用させてもらおうと考えていたのだが、この2人組と縁が有りせっかくお誘いいただいたので初対面だったが遠慮なく同宿させていただき快適な一夜を過ごすことができた。

なぜ無人駅やバス停に泊まろうとしていたかと言うと、当時は学生であり新車のMVX250Fを買ったばかりでもあったので、ツーリング費用に捻出できるお金が少なく、ツーリング中に節約できるのは唯一宿代だと思ったからだ。夕方近くになると、まず近隣の駅を地図で探して泊まれそうな雰囲気であれば、終電が終わる時刻まで駅周辺をウロウロして(笑)、お客さんが駅舎から居なくなると待合室のベンチにシュラフを広げて就寝していた。朝は、起きたらすぐに待合室を掃除して始発が到着する30分前には出発。列車利用者の邪魔にだけはならないようにしていた。

天北線の恵北駅 恵北駅で駅宿

※駅に泊まるという行為は現在では許されないと思うが、当時はおおらかな時代で、早朝に出発準備をしていると早起きしたご近所さんがフレンドリーに声を掛けてくれたりしたものです。

次回からは

そんな貧乏旅が北海道ツーリングの原点にあるため、今でも北海道ツーリングに行く時には、恥ずかしながら“出来る限り安価でより快適に過ごせる場所に泊まる”ことがテーマとなっている。一時期は、“もう学生じゃないんだから、ちゃんとした所に泊まれよっ!”とバイク仲間に諭され、ホテルや旅館、ペンションなどにも泊まったツーリングもあったが、やはり自分には似合わないと感じ(笑)、すぐに原点回帰した。

ただ、学生時代は駅宿ばかりだったが、最近では安いライダーハウスや”とほ宿”、公営の安い宿泊施設などを利用することが多くなってきている(年齢的に疲れが取れ難くなっているため 笑)。そこで、ここ数年の北海道ツーリングで自分が実際に宿泊した宿で、なおかつ今後もリピートしたいと思っている宿を、次回からご紹介していきたい。

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