お役立ちコラム?column

北海道ツーリング・公営の宿編!

自治体が安価に提供している宿は狙い目!!!!

ネイパル北見
今回ご紹介するネイパル北見。外観は一見すると学校のような雰囲気もあるが、研修宿泊施設だ。

北海道をツーリングする多くのライダーが手軽に利用している宿のひとつが、ライダーズハウス。だが、その他にも安価で利用できる宿がたくさんあることは、北海道ツーリングを経験したライダーであれば知っているだろう。安価で利用できる宿の中で、自分が実際に宿泊してみた経験からお薦めしたい宿のひとつが「ネイパル北見」だ

この「ネイパル北見」は、“北海道立青少年体験活動支援施設”であり青少年教育施設ではあるのだが、研修・スポーツ・自然観察などの目的がある方ならば、誰でも利用できる宿泊施設だ(自分の場合は“観光”という目的で宿泊させてもらった)。基本的には青少年育成団体が使用する目的で設立されているが、家族単位でも少人数でも利用できるようになっている。

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アドヴィックス常呂
ロコ・ソラーレの練習拠点でもあるアドヴィックス常呂カーリングホールは、想像していたよりもはるかに大きく立派な建物でビックリ! 左下に停めてあるGSX1100Sカタナと比べていただければ、その大きさが一目瞭然!

平昌オリンピックで盛り上がったカーリングの聖地!

「ネイパル北見」は、サロマ湖の東側となる北見市常呂(ところ)町に位置する。最北端の宗谷岬からは、オホーツク海側を走って約260kmという位置にあるため、宗谷岬周辺や稚内方面などから朝出発してゆっくり寄り道しながら走ってきても夕方までには到着できる。また、逆方向の羅臼から知床峠経由からはR334を使ってオホーツク海沿いに走り、網走湖と能取湖の間を走り抜けると約150kmという距離にあるので、観光をしながらでも楽に到着できる距離だろう。

北見市常呂町と言えば、2018年の冬期オリンピックで注目を集めた女性カーリングチーム「ロコ・ソラーレ(旧 LS北見)」の本拠地。このチームの練習拠点でもあるアドヴィックス常呂カーリングホールも同町内にあり、「ネイパル北見」からオートバイで10分程度ととても近いのでミーハー的に行ってみるのも良いかも。また、そのホールの近くにはライダーに大人気のホクレンフラッグを購入できる※キャンペーン期間内のみのため、ホクレンに要確認
ホクレンのガソリンスタンドや満足度ナンバー1コンビニのセイコーマートもあるので利便性も良好。夕食や夜食などを買いにきた時には、念のため翌日分のガソリンを補給しておきたい。なぜなら、朝早い時間だと開店前のスタンドが多いからだ。ちなみに、日曜日が定休日のガソリンスタンドも多いので注意が必要。

ネイパル北見
ひとりで宿泊したためか、一番小さい部屋である引率室の和室が割り当てられた。4人部屋のため、ひとりだと超余裕! この部屋にはテレビも付いていたためラッキー!

少人数でも宿泊可能!

2階建ての「ネイパル北見」の宿泊場所は、1階と2階に20部屋以上もある。8人用/12人用ベッド室や12人用和室、4人用引率室(青少年を引率してきた先生や保護者などが宿泊する場所なのだろう)があり、定員208名の大きな施設だ。また、この施設の本来の目的である研修をするための部屋や体育館などもある。

浴室は男女別に2つあるのだが、自分がひとりで宿泊した時には、他の宿泊者がいなかったため、お風呂は沸かされずシャワーのみ使用可となっていた(浴室の利用については、予約時に要確認)。しかし、歩いて4〜5分のところにある観光ホテル(サロマ湖鶴雅リゾート)に、日帰り利用可能な温泉があるとの情報をネイパル北見のスタッフさんから教えてもらったので、そこの温泉にゆったり浸かってきた(1,000円/人)。この観光ホテルの入浴施設の受付は売店となっているため、帰り際にすかさず缶ビールを購入。帰り道、ゆっくり歩きながら広大なサロマ湖のキレイな夕陽を見ながら散策していると、防波堤の下の海岸にキタキツネを発見! 北海道らしさが満点で、顔がニヤケているのが自分でもわかるほど(笑)。

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サロマ湖の夕陽を観ながら呑むビールは格別!

この「ネイパル北見」は、空いている時であればお一人様でも歓迎してくれる。本来、このような大きな施設では団体(最低でも◎人以上と規定されている場合が多いように感じている)でないと受け入れてくれないことも多いのだがとてもありがたい。この点についてスタッフに話しを聞いたところ「このあたりは、研究者の方たちがおひとりで利用されることもよくあるんです。ですから意外とひとり利用が多いので、全然問題ありませんよ」とのこと。ただし、宿泊当日に宿泊人数が少ないとお風呂が使えない(シャワーのみ可)となることもあるので注意したい。

サロマ湖 ネイパル北見

ネイパル北見の真っ正面にあるサロマ湖は不思議と西側となるため、沈む夕陽が見られた。本当に静まり返った穏やかな湖面に映る夕陽に見とれてしまう。

【ネイパル北見】※データは2018年利用時のもの。利用前には、要確認。
所在地:北海道北見市常呂町字栄浦365−1
電話番号:0152−54−2584
利用料金:1,540円/泊
チェックイン時間:原則 17時まで

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こんな所にも行きました!

知床峠 羅臼岳

ゴールデンウイーク明けに開通した知床横断道路のワインディングを気持ちよく登っていくと最高地点である知床峠に到着。この時(5月末)は、ワインディングの途中にもたくさんの残雪があり少し寒かった。奥に見える羅臼岳にも当たり前のようにたくさんの残雪が。。。


網走市鉄道記念館
国道沿いにある網走市鉄道記念館「卯原内交通公園」。北海道には、廃線となった路線の主要な駅舎跡などに、地元の鉄道の歴史を集めた資料館や実際に走っていた蒸気機関車や客車などを展示している。その光景を見つけるたびに停まって見入ってしまい、どんどん鉄分を吸収してしまう(笑)。
八角形の形状をした洋風白黒灯台
サンゴ草群落が有名な能取岬。岬には珍しい八角形の形状をした洋風白黒灯台が建っている。ただ広いだけの風景にみえるかも知れないが、自分にとってはなぜか癒される場所なのだ。
直線道路が続くエサヌカ線
道の駅さるふつを過ぎてからほどなくして、気持ち良い長い直線道路が続くエサヌカ線がある。ツーリングライダーの多くが走る名物の道でもありながら、今回が初走行! 天気が良かったこともあり、噂通りに気持ち良い道だ。今まで通らなかったことを少し後悔した。
簡易宿泊施設
途中に休憩した道の駅おこっぺにあるディーゼルカーを改装利用した簡易宿泊施設。無料で宿泊できる(10名)ので利用した経験のあるライダーも多いのでは? 近くに銭湯やスーパーなどもありとても便利。ぜひ次の北海道ツーリングの時には利用してみたい。
道の駅“さるふつ” ホタテの串焼

宗谷岬から時計周りにオホーツク海を南下してくると最初の道の駅が“さるふつ”。ここで猿払の名産であるホタテの串焼きを食す。赤いホタテと白いホタテ、この色の違いはオスとメスの違いだと売店のおばちゃんが話してくれた。


日本最北端の地 日本最北端の地

日本最北端の地である宗谷岬。初めてここに到達した86年当時は、「日本最北端の地」碑の周りは砂地だったが、今ではすっかりきれいに整備されている。33年後も、またここに来るとは、、、進歩してないのかな(笑)。

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